OS Xにはシステム終了時に開いていたFinderやアプリのウインドウを次回起動時に自動的に復元する機能が搭載されています。フォルダやファイルをいちいち開き直す手間が省けるため、前回の終了時と同じ環境で再開したい人にとっては便利ですが、システム起動時に一気にアプリやファイル、フォルダを開くため起動に時間がかかるというデメリットもあります。この機能が不要な場合や少しでも速くMacを起動したい場合はこの機能をオフにしておきましょう。
ウインドウ復元機能をすべてオフにする
「システム環境設定」>「一般」を開き、「アプリケーションを終了するときにウインドウを閉じる」にチェックを入れます。これで次の起動時にウインドウが復元されなくなります。
Finderウインドウだけ復元する
「システム環境設定」>「一般」の「アプリケーションを終了するときにウインドウを閉じる」と再起動時に表示されるウインドウで「再ログイン時にウインドウを再度開く」にチェックを入れずに再起動します。
アプリのウインドウだけ復元する
「システム環境設定」>「一般」の「アプリケーションを終了するときにウインドウを閉じる」と再起動時に表示されるウインドウで「再ログイン時にウインドウを再度開く」にチェックを入れて再起動します。
ウインドウの復元機能をオフにすれば、Macの起動が快適になります。前回のウインドウに戻す必要がない場合や少しでもMacを速く起動したいという人は復元機能をオフにしておくと良いかと思います。