iOS8から搭載されたヘルスケアはアプリを起動しなくても自動的に歩数を計測してくれるため、歩数計として役立ちます。しかし、ヘルスケアで記録したデータは当日の歩数と平均値しか表示されないため過去のデータを確認する際に不便を感じます。そこで今回はヘルスケアで記録した過去のデータを数値&グラフで管理できる「Pacer」を紹介します。
ヘルスケアで記録した過去の歩数データをグラフ&数値で管理する
ヘルスケアで計測された歩数データは日/週/月/年の4つのパターンでグラフ化されますが、過去の歩数を数値で確認することができません。
「ヘルスケアデータ」>「フィットネス」>「歩数」>「すべてのデータを表示」で記録されているデータを確認することもできますが、追加された順に表示されるため、数値を把握するのが面倒です。
そんなときに便利なのが「Pacer」。本アプリを使えば、ヘルスケアで記録した歩数や消費カロリー、活動時間、ウォーキング+ランニングの距離などをグラフ化してくれます。グラフの縦棒をタップすればその日の歩数を数値で確認することができます。
グラフは画面左上のボタンで縦横の切り替えが可能で、横表示モードにすると1週間/1ヶ月/6ヶ月/全体の4つのグラフを切り替えることができます。
使い方も簡単で「Pacer」を起動したのち、ヘルスケアを起動し「ソース」>「Pacer」にあるデータの書き込み/読み込みを許可するだけです。歩数のほかにも体重、心拍数、アクティブカロリーなども同期することができるので必要に応じて許可すると良いでしょう。
ホーム画面はとてもシンプルで今日の歩数、カロリー消費、活動時間、ウォーキング+ランニングの距離が表示されます。
「Pacer」を使えば、昨日の歩数は何歩?という場合にも素早くデータを確認することができます。ヘルスケアの難点を補ってくれるアプリなのでiPhoneを歩数計として使っている人は入れておくと便利かと思います。