iOS8で新たに搭載された「ヘルスケア」は、iPhoneに内蔵されたモーションプロセッサを使ってその日の歩数やランニングの距離、上った階数などを表示してくれるアプリです。初期設定のままでは何も表示されず、いまいち使い方がわかりにくアプリですが、一度、設定してしまえば自動的に活動データを収集してくれるので日々の運動量の把握に役立ちます。
iPhoneを歩数計として利用する方法
ヘルスケアで活動データを収集/表示するためには「フィットネス・トラッキング」をオンにする必要があります。まずは「設定」>「プライバシー」>「モーションとフィットネス」の順にタップして「フィットネス・トラッキング」と「ヘルスケア」をオンにしましょう。
![モーションとフィットネス](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/06/75802fcffa3941da8fd92d86e7ca1fd1.png)
これで活動データが自動的に収集されるようになります。あとは表示させたい活動データを「ヘルスケア」で選択しましょう。歩数を表示したい場合は「ヘルスケアデータ」>「フィットネス」>「歩数」の順にタップし「ダッシュボートに表示」をオンにします。
![ダッシュボードに表示](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/06/90e2230b90dfe07a67527acf621b4334.png)
同じ要領で「ウォーキング+ランニングの距離」や「上った階数」などを表示することも可能です。
![フィットネス](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/06/c820649408f7f66fb74c69e3793eabe9.png)
ダッシュボードを確認すると先ほど「ダッシュボートに表示」をオンにした項目のグラフが一覧で表示されます。グラフの並び順を変更したい場合は下図のようにグラフをタップしたまま上下にドラッグしましょう。
ヘルスケアとサードパーティ製のフィットネス系アプリを連携させる
ヘルスケアには、サードパーティ製のアプリに記録しているデータを読み込み、ダッシュボードに表示する機能が備わっています。例えば、定番の目覚ましアプリとして有名な「Sleep Cycle Alarm Clock」では「心拍数」と「睡眠分析」のデータを書き出すことができます。
![Sleep Cycle Alarm Clock](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/06/2bfd585c434b1a8535e6e06c6c870fa8.png)
サードパーティ製のアプリに記録しているデータを表示したい場合は「設定」>「プライバシー」>「モーションとフィットネス」から表示したいアプリをオンにしましょう。
ヘルスケアを起動するといきなり「ダッシュボードが空です」という画面が表示されるので、何のことだかよくわからないという人も多いと思います。ちょっとした設定で簡単に日々の運動量を可視化できますのでぜひ、お試しください。