Excelのセルには文字数や期間などを制限できる入力規則という機能があります。この機能を使えば、郵便番号を7桁に制限するといった設定がおこなえるので、入力ミスなどを減らすことができます。
入力規則で入力できる文字数や文字の種類を制限する
入力できる文字数を制限するには、セルを選択した状態で「データの入力規則」を開きます。
![データの入力規則](//kotonova.com/wp-content/uploads/2016/04/02e53da55b1fd6827016fad4c3b47615.png)
条件の設定が開くので入力値の種類を選択し、入力値の種類に応じた設定を行いましょう。たとえば、セルに入力できる文字数を32文字に制限したい場合は入力値の種類を「文字列(長さ指定)」、データを「次の値以下」、最大値を「32」に設定します。
![文字列](//kotonova.com/wp-content/uploads/2016/04/62e895303122c5e2be8feae245eb799c.png)
入力値の種類を「日付」に変更し、日付の範囲を設定すれば、指定した範囲の日付しか入力を受け付けないといったこともできます。
![日付](//kotonova.com/wp-content/uploads/2016/04/13527b06ba9395ffee3e6e39c893f13f.png)
設定した以外のデータが入力されると、下図のようなメッセージが表示されます。なお、ここで表示されるメッセージは「データの入力規則」にある「エラーメッセージ」で変更できるので、エラーメッセージが分かりづらいという場合は変更しておくと良いでしょう。
![エラーメッセージ](//kotonova.com/wp-content/uploads/2016/04/a0e9e5933afaf35d2e791d00a3bc3dce.png)
自分だけが編集するデータであれば、問題ありませんが、第三者がファイルを操作するような場合に、注意を促すことができるので効果的です。