Dropboxにはファイルの作成や更新、削除をした際に古いバージョンの履歴を30日間だけ保存してくれる機能があります。間違って上書きや削除してしまった場合でも元の状態に戻せる便利機能ですが、ファイルの復元はブラウザからアクセスする必要があるのが難点です。しかし、「Revisions」を使えば、アプリ内で作成/更新/削除の履歴を管理でき、簡単な操作でファイルの復元も可能となります。
Dropboxの保存履歴からファイルを復元する
「Revisions」を起動するとメニューバーにアイコンが表示され、チュートリアルが表示されます。画面右下の
をクリックし、チュートリアルを終えると「Connect to Dropbox」というボタンが表示されるのでアプリの連携を行いましょう。
「Connect to Dropbox」をクリックするとブラウザが起動し、Dropboxとの連携画面が表示されますので「許可」をクリックします。
DropboxとRevisionsの連携が完了すると、Dropboxに置かれているファイルの作成(Created)、更新(Modified)、削除(Deleted)履歴が新しい順に日付別に表示されます。
ファイルを古い状態に戻したい場合は、ファイルの右端にある「
」アイコンをクリックし、確認ダイアログで「OK」をクリックします。ファイルが見当たらない場合は「Select a folder」でフォルダを絞り込むと目当てのファイルを探しやすくなります。
Dropboxの履歴管理機能は便利な機能ですが、ブラウザからアクセスする必要があるうえ、操作が少々わかりづらいのが難点です。ファイルの復元をいちいちブラウザでおこなうのが面倒という人やDorpboxの履歴管理をアプリ内で行いたい人は「Revisions」を導入しておくと便利かと思います。