OS X Yosemiteから新しく追加された「iPhone Cellular Calls」。本機能を使えば、Macと同じWi-FiにつながっているiPhoneがあれば、Macで電話の発着信を行うことができます。Macで作業中に着信した電話をiPhoneに触れることなく、そのまま出ることができるのでとても便利です。
注*2015年3月17日に公開された記事を再編集したものです。
MacでiPhoneの発着信をおこなう方法
まず、Macで「FaceTime」を起動し「環境設定」を開きます。「設定」タブの中に「iPhoneから通話」という項目があるので、チェックを入れます。
![iPhoneから通話](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/03/67e89a4f1bc8b7643a2393783477ebc4.png)
次にiPhoneの「設定」>「電話」にある「ほかのデバイスでの着信」を開き、「ほかのデバイスでの通話を許可」をオンにします。同じApple IDに紐付けられた全てのデバイスが表示されるので、着信させたいデバイスを「オン」にします。
![ほかのデバイスでの通話を許可](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/03/3dab8d25c7740b887561bb2dd0e3affa.png)
電話をかけるときは、FaceTimeを起動し、検索窓に電話番号や連絡先の名前を入力します。相手先が見つかったら、受話器マークをクリックすれば、登録されている番号が表示されるので、選択すれば発信することができます。
![検索窓に電話番号や連絡先の名前を入力](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/03/df0b17d5f4d44d58f0c5a330a8a6d53d.png)
iPhoneの発着信履歴から電話をかけることもできます。
![発着信履歴](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/03/6e8e57526841ff69443230eed909cbb9.png)
電話発信中は画面右上にウインドウが表示され、発信内容が表示されます。
![電話の発信](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/03/1df62de3a86bbad79d49c8f735669d80.png)
着信時は画面右上に下図のようなウインドウが現れ、「応答」をクリックすれば、通話することができます。
![電話の着信](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/03/f26d00ddb721b85bc63abcad3ac9d2eb.png)
Macで作業中にクリックひとつで電話に出れるというのは魅力的な機能です。かかってきた電話のたびに、iPhoneを取り出すのが面倒という人はぜひ、FaceTimeを活用しましょう。