PS Vitaもゲームのダウンロードや写真、音楽、動画など幅広く使っているとメモリカードの容量も不足しがちです。そこで今回は、容量がいっぱいになったメモリカードから新しいメモリカードへセーブデータやアプリデータを移行する方法を紹介します。
データ移行の流れ
おおまかな流れは以下のとおりです。
- PS Vitaのデータをパソコンにコピーする
- 新しいメモリカードを本体に挿入し、再起動する
- パソコンにコピーしたデータをPS Vitaにコピーする
今回はWi-Fi経由のデータ移行を紹介しますが、USB経由も手順は一緒です。Wi-Fiのセットアップがまだの場合は、以下の記事を参考に設定してみてください。
データ移行の注意点
トロフィーのバックアップはとれませんので、事前に「トロフィー」>「はじめる」の手順で同期しておきましょう。
PS Vitaのデータをパソコンにコピーする
ホーム画面から「コンテンツ管理」を開き、「コンテンツをコピー」を選択します。

接続する機器で「パソコン」を選択します。

機器と接続する方法で「Wi-Fi」を選択します。

PS Vitaに登録されているパソコンが表示されるので、選択します。パソコンが登録されてない場合は「機器を登録する」から登録します。

「コンテンツをコピーする」にある「PS Vita → パソコン」を選択します。

コピーするデータの種類を選ぶ画面が表示されるので、「アプリケーション」を選択します。

「アプリケーション」にある「PS Vita」を選択します。

データが一覧で表示されるので、コピーするアプリケーションをすべて選択して最後に「コピー」を実行します。

確認メッセージが表示されるので「OK」を選べば、パソコンへのコピーが始まります。ビデオやミュージック、フォトについては、選択すると各アプリケーションが起動し、データが一覧で表示されるので「すべて選択」を選んで「コピー」を実行しましょう。
新しいメモリカードを本体に挿入し、再起動する
古いメモリカードを取り外し、新しいメモリカードを本体に装着します。PS Vitaの再起動を求められるので、「はい」を選択して再起動しましょう。
パソコンにコピーしたデータをPS Vitaにコピーする
ホーム画面から「コンテンツ管理」を起動し、「コンテンツをコピーする」>「パソコン → PS Vita」の順に選択します。

コピーするデータの種類で「アプリケーション」を選択します。

「アプリケーション」にある「PS Vita」を選択します。

先ほどコピーしたデータが表示されるので、すべて選択して「コピー」を実行します。この後、確認メッセージが表示されるので「OK」を選択します。

コピーが始まり、パソコン内のデータがPS Vitaへコピーされます。ビデオ、ミュージック、フォトに関してもアプリケーションと同じ手順でコピーしましょう。

これで古いメモリーカードから新しいメモリカードへの移行は完了です。
メモリカードの容量がいっぱいになってしまった人は紹介した手順を参考にデータを移行してみてください。ちなみに本体の内蔵メモリ(1GB)からメモリカードにデータを移行する場合は、メモリカードを新しく挿入すれば、簡単に移行することができます。
Photo : Sergey Galyonkin