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面倒な設定は不要!サーバーダウンを教えてくれるWebサービス『Uptime Robot』

面倒な設定は不要!サーバーダウンを教えてくれるWebサービス『Uptime Robot』
サーバーが正常に稼働しているかどうかを手軽に確認したい!そんなときに便利なのが「Uptime Robot」。本サービスを使えば、5分間隔でWebサイトを監視し、ネットワークダウンが発生した場合にメールなどで通知してくれます。サーバー側の設定は必要ないので、手軽にサーバー監視を始めたい人におすすめです。

Uptime Robotとは?

Uptime Robot」は、50サイトまでのネットワークを無料で監視できるWebサービスです。5分〜120分の任意間隔でサイトを監視し、サーバーダウンなどの異常があるとメールやSMS、Twitter、アプリなどで通知してくれます。 主な特徴は以下のとおりです。
  • 50サイトまで無料で監視できる
  • 監視のタイミングは5分〜120分の間で1分刻みで設定できる
  • 異常時はメール、SMS、Twitter、プッシュアプリ(PushbulletPushoverなど)、Web-Hook、RSSで通知してくれる
  • 過去24時間の応答時間を記録
  • ネットワークの監視履歴を記録(CSV形式でダウンロード可)

Uptime Robotの使い方

それでは具体的な登録方法を見ていきましょう。

1. アカウントを登録する

「Start Monitoring(in 30 secs)」から名前、メールアドレス、パスワードを入力して登録をおこないます。登録が完了すると、「Uptime Robot - Account Activation」というメールが届くので、サイトに戻ってログインしましょう。

2. 異常時のアラートを設定する

次に異常時のアラート設定をおこないます。画面右上の「My Settings」をクリックすると設定画面が開くので、「Alert Contacts」の項目にある「Add Alert Contact」からアラートを設定しましょう。アラートの通知方法は各サイトごとに変更することが可能です。 異常時のアラートを設定する

3. 監視したいWebサイトを登録する

「Add New Monitor」から監視するWebサイトを登録します。 監視したいWebサイトを登録する
Monitor Type 監視対象を選びます。とくに指定がなければ「HTTP(s)」を選びます。
Friendly Name 管理しやすい名前を入力します。
URL Webサイトのアドレスを入力します。
Monitoring Interval 監視の間隔を選びます。デフォルトでは5分に1回です。
以上を設定のうえ、最後にアラートにチェックを入れたら「Create Monitor」で登録完了です。

4. Webサイトの状態を確認する

ダッシュボードからモニター名を選択すると、現在から過去24時間までの状態を確認することができます。ネットワークダウンが発生すると赤くマークされます。 Webサイトの状態を確認する アラートの通知方法をメールに設定している場合、ネットワークダウンが発生すると下記のようなメールが届きます。
The monitor XXXXXXX(http://XXXXXXX.com)is currently DOWN(Connection Timeout). Uptime Robot will alert you when it is back up.
過去のネットワークダウンの履歴はすべて保存され、CSV形式でダウンロードすることも可能です。 ネットワークダウンの履歴

5. iOSアプリでWebサイトの状態を確認する

公式アプリはありませんが、サードパーティ製のアプリがいくつかあります。個人的には無料かつ定期的にアップデートしている「UptimeMonitor」がおすすめです。※現在サービス終了 監視履歴の確認だけでなく、サイトの追加も可能です。 UptimeMonitor 通知センターのウィジェットにも対応しているので、モニターしているサイトの状態がひと目で分かります。 通知センター

Uptime Robotの注意点

まれに「Uptime Robot」と相性の悪いネットワークがあり、問題なく閲覧できているのに、たびたびアラートが発生してしまう場合があります。このとき、常時ネットワークダウンの状態になってしまうので、一旦、「Pause」して「Start」する必要があります。
ネットワークの監視と聞くと難しそうに感じますが、「Uptime Robot」を使えば、簡単にネットワークダウンの監視をおこなうことができます。メディア運営者やWEB開発者の人は登録しておいて損はないかと思います。