首都圏の電車やバスの移動に便利な「Suica」や「PASMO」ですが、残高が減っているのに気づかず、改札を出れずに焦るというトラブルも起こりがちです。そんなとき「Suica Reader」を使えば、AndroidスマートフォンにICカードをNFC(近距離無線通信)の読み取り面にかざすだけで残高や使用履歴を確認することができます。
スマホにかざすだけでSuicaやPASMOの残高を確認できる
アプリを起動すると下図のような画面が表示されますので、「設定画面に行く」をタップしてNFCをオンにしましょう。
![設定画面に行く](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/06/314e0c47d36687d11c78b71df63fd6ff.png)
「NFC/おサイフケータイ」の設定画面が開くので、「Reader/Writer,P2P」と「Android Beam」のスイッチをオンにします。
![「NFC/おサイフケータイ」の設定](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/06/52c211c345745322e6fe70e634b05935.png)
これで準備は完了です。あとはアプリに戻って、NFCの読み取り面にICカードをかざすだけです。
![ICカード スキャン](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/06/41d6c58726566fe3a0c5a47a94fda295.png)
数秒後、データが読み取られて画面に使用履歴が表示されます。交通利用のほかチャージ履歴や自動販売機、コンビニなどの使用履歴もズラリとリスト化されます。
![使用履歴](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/06/928dbf4e9712dc3f0519016dce82c4a8.png)
画面右上の「履歴に追加」をタップすると読み取ったデータがアプリ本体に保存(有料版ではエクスポートすることも可能)され、メニューの「履歴」から閲覧することができます。
![履歴](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/06/d3a662211337bf3b6e9cb20103f4c15e.png)
「Suica Reader」は電車に乗る前にちょっと残高を確認したいときや仕事で利用した交通費の管理などに便利なアプリです。「Suica」や「PASMO」などのICカードと「NFCに対応しているAndroidスマートフォン」を持っている人は入れておいて損はないかと思います。