スマホがウイルスに感染したときの警告/動きとは
スマホがウイルスに感染したときの警告や挙動としては、アプリ使用していないにも関わらず、データの通信量が増えている場合や電源が勝手に切れる等、様々な症状があります。
ユーザーに気づかれないよう、バックグラウンドで目に見えない形で動作するウイルスも多数存在するので注意が必要です。
また、上記とは反対にユーザーがインターネットの閲覧を行なっている際に「ご使用の 端末からウイルスが検出されました!」のように非常にわかりやすい形で警告画面が表示されることもあります。
偽物の警告画面が出る
偽物の警告画面が表示されるケースは、有名な詐欺の一種で「ウイルスを今すぐ除去」などのボタンが配置されており、クリックすることでウイルスソフトをダウンロードしてしまうような悪質な作りとなっていることがあります。
代表的なウイルス感染事例
以下のケースでは、こちらから何も行動を起こさなければ問題ないため、慌てて行動しないように気をつけましょう。
何らかの理由でアプリをインストールしたときに感染されたり、メール開封、怪しいURLへアクセスした際にウイルスに感染します。
高額な請求書が届いた
不正アプリやリモート操作により、ユーザーの意図しない有料サービスを使用され、金銭を要求される事例があります。
金銭を要求された
不正アプリの使用により、データ通信量が膨大となり、契約しているデータ通信量を大幅に超えるデータ通信が行われ高額な請求がユーザー宛に送られる事例があります。
また、詐欺行為を行うために警告画面を表示し、振込を促すような事例も存在します。
データの通信が増えた
不正プログラムにより、外部との通信を意図しない形で行われている事例があります。
カメラが勝手に起動する
端末が動かなくなり、不正なアプリケーションなどで遠隔操作が行われ、プライバシーに関わる情報や写真などが不正に取得される事例があります。
端末が動かなくなる
ユーザーが行なっている動作とスマホの挙動が一致せず、悪意のある第三者がユーザーのスマホからデータや情報を抜き出している事例があります。
【これウイルスが原因?】感染を疑ってしまう怪しい動き5選
下記にウイルスの感染を疑ってしまうような挙動を挙げています。ご自身の端末でも心当たりがないか確認してみてください。
①スマホから変な音がする
②スマホの電源が落ちる
③スマホの壁紙が勝手に変わる
④スマホの動作が重い
⑤スマホが勝手に再起動される
スマホから変な音がする
購入直後にはなかった、変な音がスマホ端末から出ている。
不正アプリにより、内部で必要以上に負荷を掛けられているために、端末から変な音が出ている可能性が考えられるためです。
スマホの電源が落ちる
いきなりスマホがシャットダウンしてしまう。
バックグラウンドで不正にアプリが動作し、負荷のかかり過ぎによるシャットダウンの可能性が考えられるためです。
スマホの壁紙が勝手に変わる
壁紙の設定を変更していないにも関わらず、自動的に変更されてしまう。
このような場合は、リモートでの不正操作などが原因として考えられます。
スマホの動作が重い
スマホの電源が落ちる場合同様、バックグラウンドで不正な動作が実施されている可能性があります。
アプリを使用していないにも関わらず、必要以上に端末に負荷がかかっている場合には、ウイルスの疑いが高くなります。
スマホが勝手に再起動
ユーザーが実施していないにも関わらず、自動的に端末が再起動される。
不正プログラムを動作させるために、端末を再起動している可能性が考えられるためウイルスの疑いがあると言えるでしょう。
ウイルス対策/予防策とは
- 身元不明で怪しいメールは開封しない
- App StoreやGooglePlay運営以外からアプリはインストールしない
- ウイルス対策アプリをスマホに入れておく
- 大事なデータはバックアップを取っておく
身元不明で怪しいメールは開封しない
パソコンと同様ですが、心当たりのないメールや身元不明のメールは安易に開封しないようにしましょう。
ファイルが添付されている場合はもちろん、メールを開いてしまうだけでウイルスに感染するケースもありますので十分に注意が必要です。
App StoreやGooglePlay運営以外からアプリはインストールしない
アプリをインストールする場合には、公式で運営されている App Store や GooglePlayのみを利用するようにしましょう。
これら以外の場所からアプリをインストールするとウイルス感染のリスクは一気に高まります。
ウイルス対策アプリをスマホに入れておく
ウイルス対策アプリは有料のものと無料のものが提供されています。
有料のものではウイルスバスタークラウドや無料のYahoo!スマホセキュリティなどが挙げられます。
大事なデータはバックアップを取っておく
iPhoneではiCloudにバックアップを取得する方法が有名です。
Androidに関しては、OS標準の機能でGoogleアカウントに紐付いたデータのみをバックアップする方法とアプリを使用してバックアップを取る方法の2通りが考えられます。
スマホをウイルスから守るセキュリティソフト※おすすめはコレ
ウイルスを予防するにはセキュリティソフトを入れておくことが最も有効な解決方法です。
下記では、本記事でおすすめのアプリを5つご紹介致します。
ウイルスバスタークラウド
商品の特徴としては
- モバイルアプリ販売本数No.1
- バッテリー消費量を抑え、メモリ最適化、通信量のチェックも可能
- 不正アプリ対策や銀行アプリスキャン、通信スポットスキャン機能搭載
対応端末:iPhoneとAndroidどちらも対応
ノートンセキュリティ
商品の特徴としては
- ワンクリック詐欺サイトなどのフィッシング詐欺をブロック(Androidのみ)
- 国際評価機関のモバイルセキュリティ・イノベーションアワード受賞製品
- 無償アップデートは、もちろん、60日間返金保証や、24時間チャットサポートで安心
対応端末:iPhoneとAndroidどちらも対応
カスペルスキー セキュリティ
商品の特徴としては
- URLフィルタリング機能やクラウドにも対応したカスペルスキーの最先端の保護性能
- タブレット・携帯それぞれにとって使いやすく設計された操作画面・保護機能
- Android OS 4.0をサポートし、今後発売される機種にも対応
対応端末:Androidのみ対応
ESETパーソナルセキュリティ
商品の特徴としては
- 友人や同僚に薦めたいセキュリティソフト№.1(NTTコム オンライン調査/2018年)
- 「ウイルス検出率100% AWARD 」を業界最多獲得(Virus Bulletin調査/2019年1月時点)
- トラブルを迅速に解決。信頼のサポートセンター(キヤノンマーケティングジャパングループが運営)
対応端末:Windows, Mac, Androidに対応
Yahoo!スマホセキュリティ(無料)
Yahoo!スマホセキュリティは無料で利用できるセキュリティソフトです。
必要最低限のセキュリティ対策は十分に行って頂けます。
しかし、有料のセキュリティソフトと比較すると機能面では劣ってしまうのが実情です。
まとめ
本記事では、スマホのウイルス感染についての情報をご紹介してきました。
昨今のウイルスは巧妙に作られており、ユーザーが気付かぬ内に感染しているケースや、不正アプリを起動させるように誘導させるケースなど様々な手法で個人の端末を狙ってきます。
最も有効な対処方法としては、セキュリティソフトにより個人の端末を悪意のあるプログラムから保護することです。
今回ご紹介したセキュリティソフトは常にアップデートも行われており、使用ユーザーも多いことから安心してご利用頂けるソフトを記載しました。