1. ついつい衝動買いをしてしまう
お金を減らしてしまう行動の筆頭は、やはり「衝動買い」でしょう。本当に必要か、買うにしても、より安く入手できる方法があるかもしれません。そうしたことを検討せずに、ぽんと支払う。お金をすり減らしてもいいと思っているとしかて思えません。 購入の前に、しっかり検討をする、会社なら当然の行為ですが、個人においても、購入前の検討を心がたいですね。何かを買う前にはしっかりと考えましょう。2. クレジットカードの「リボ払い」を使っている
クレジットカードは、ポイントがつくなど、上手に使えば便利でお得なものです。そして、クレジットカードには月々の支払額を小さくできるリボ払いという一見便利な仕組みもあります。 しかし、このリボ払いはおすすめできません。それは少なくない利子がかかるからです。その金利は、消費者金融と同程度、15%近くにもなります。そう考えると、「リボ払い」に頼る危険性がわかるでしょう。分不相応な出費だと考えるべきです。3. ATMで手数料を支払ってお金をおろしている
ATMやコンビニで、お金を引き出す際に、平気で手数料を支払っていないでしょうか?手数料の高い時間帯に利用する、これも金利から考えると、実はもったいない行為です。 普通預金の金利は、0.02%です。これだと普通預金に100万円を預けていても、年間の利息は、200円です。夜間にコンビニでお金を下ろすと216円ほどかかることもあります。100万円の利息が、一回の引き出しで飛んでしまうのです。お金の引き出し方も見直したいものです。4. コンビニでほとんどの買い物をしている
都会の独身の方に多いですが、コンビニを利用して日常の食べ物、飲み物を買う人は多いでしょう。確かに便利ですし、時間も浮くのですが、スーパーなどでの買い物と比べれば、余計な出費をしていることは間違いありません。 一回一回でみれば、大したことないように考えるかも知れませんが、それが毎日、そして毎月となれば、そこには、相当なムダが発生しているはずです。なぜ、それを放置するのでしょうか。それは、やはり記録しないからでしょう。 現在であれば、スマホのアプリを使えば簡単に家計簿の記録ができます。レシートをとっておき、一度毎日の出費を点検してみてはいかがでしょうか。5. スマホを見直さない、付加サービスもそのまま
月々の支払いの中での通信費の割合は、馬鹿にならないものがあります。キャリアからSIMフリーに切り替える方が増えていますが、やはり、よくわからないから、面倒だからと無頓着にそのまま使うというのは、考え物です。 メリット、デメリット、双方がありますが、自分に必要な機能や、データ量を考え見直しをすることで、お金を減らすのを止めることができます。また、携帯電話の契約時に付けられた付加サービスを、そのままつけていることもあるでしょう。まったく必要ないサービスに月々お金を払い続けている、これほど無駄なことはないでしょう。6. 保険はかけっぱなし、見直しもしない
生命保険に加入している方も多いと思いますが、保険は、大きな出費です。ライフステージで、必要とされる保険は変わります。結婚、出産、入学、卒業…。それぞれの段階で必要となる保証額はどの程度か、各段階で、定期的に見直しましょう。 貯蓄性を持つ保険については、昨今の金融情勢の変化の中、将来的なリターンが危ぶまれている面があります。貯蓄は、貯蓄や資金運用でまかなうほうがいいのかもしれません。保険については、定期的に見直しをしていくことが大切でしょう。7. 頭金なしでのマイホームを購入しようとしている
話の規模は大きくなりますが、頭金なしでのマイホーム購入は、トータルで膨大な金利を払うはめになり、返済額がふくらみます。また、繰り上げ返済のメリットも大きいのですが、金融資産で収入を得ようとするよりも、返済をしたほうがよいことも多いものです。マイホームは頭金を用意して買うもの。それまでは、賃貸でお金を貯める、そうした王道を守りたいものです。8. 生活レベルを安易に上げる
たとえば、都内での自動車所有。駐車場代もばかになりません。都会であれば、電車の利用で、どこにでもいけます。正直なくてもやっていけます。また、外食にも注意が必要です。外食するにしても、同じ食材、料理でも、ディナーに比べると、ランチは安いものです。2倍近い値段設定ができるから不思議です。 本当にその出費が妥当かを冷静に考える習慣を持つと、もったいないなと感じることが増えます。特に収入が増えたときなど、簡単に生活レベルを上げるのは考え物です。毎月支払いが発生するサービスは、導入前に冷静に考える習慣を持ちたいものです。知らずにとっている行動や習慣で、お金をすり減らすことがよくありますし、そのサービスを知っていれば、節約できたのにというケースもあります。お金を減らさないためにも冷静に自分の行動を振り返り、情報を収集することが大切です。