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「朝活」が話題!「三文の徳」と言われる早起きのコツとメリット

「朝活」が話題!「三文の徳」と言われる早起きのコツとメリット
ことわざとしても伝わっている早起きの効果。「三文」は100円程度なので「ちょっとだけ良いことがあるよ」という意味ですが、現代人だと遅寝が基本ですよね。しかし海外では「サマータイム」が導入されている国も多く、実際に早起きが良い結果をもたらすことは科学的にも証明されています。
最初は難しいかもしれませんが、一度習慣にしてしまえばあとは意識しなくても続けられます。3日続けばグッと楽になるのでチャレンジしてみませんか?

早起きしたくなる理由

・体の調子が良くなる 遅寝の原因となる照明や娯楽が一般的になったのはつい最近のことで、それまでは早寝早起きが基本でした。人は昔から日の光を1日のリズム作りに利用しており、それは現代人でも同じです。朝日を浴びると自律神経が整えられ体内時計もリセットされます。逆に夜に照明の光を浴び続けてしまうと体内時計が狂い、それが体調を崩す原因となってしまいます。 ・朝は自分だけの時間 夜に約束はありますが、朝に約束することはほとんどありませんよね。朝の時間は本当の「一人の時間」です。上司からのしつこい電話も朝5時にはかかってきませんし、友人のSNSも更新されません。読書も運動も誰にも邪魔されずに行うことができます。自分の時間が欲しいときは朝の時間を使ってみてください。 ・1日の使える時間が増える 同じ作業でも朝と夜とでは集中力が違うため効率に影響します。つまり夜にやるよりも朝にやったほうが短い時間で終わります。さらに朝に面倒事を片付けておくと、その後の仕事のモチベーションも上がって仕事が早く終わるでしょう。結果として1日に使える時間が増えるので、その後は早起きを維持するだけでうまく循環してくれます。使える時間は誰でも同じなので、24時間を効率良く使ってきましょう。

どうすれば早起きできる?

・布団に入る時間を決める 誘惑の多い現代人にとって早寝早起きのリズムに関わるのは「いつ寝るか」です。朝起きるのが苦手という方でも寝る時間がしっかりと確保できれば起きることは問題ではありません。つまり早く寝るためにテレビやネットという誘惑を断ち切りたいところですが、実際はかなり難しいでしょう。そこで考え方を変えて「○○時には布団に入る」というルールを決めます。早く寝るに越したことはありませんが、「眠れる状態」を毎日同じ時間に設定することが重要です。布団に入ってからは多少ネットをしても構いません。 ・休みでも同じリズムを保つ 体のリズムに休みはありません。たとえ仕事が休みでも毎日同じリズムになるように心掛けてください。「休日には寝溜めしないと!」と思うかもしれませんが、毎日同じ生活を続けていると自然と休日も同じリズムになります。修行僧時代にかなり寝不足になるお坊さん曰く、「規則正しい生活」を続ければ誰でもできるとのことです。リズムを変えた直後は辛いかもしれませんが、騙されたと思ってしばらく続けてみてください。 ・目的を用意する 行動を起こすときに必要となるのが目的。それは早寝早起きでも同じです。ストレッチやジョギングといった体を動かすことでもいいし、朝に好きな物を食べるといった「ご褒美」的なものでもいいです。なんでもいいので目的を設定するだけで実行力が伴います。できれば寝る前に起きたときのイメージをしておきましょう。

最大のコツは……

早起きをするためには様々な方法がありますが、最も効果があるのは「早起きは三文の徳」ということを「実感」することです。ご褒美のような「物」で釣っても効果はありますが、早起きすることで三文とは比較にならないほど「時間」を有効に使えます。そのため早起きするようになったら、どんどん生活スタイルを変えていきましょう。ジョギングや読書、メールチェックやニュースの確認などなんでも良いです。朝起きていることがどれだけ時間を有効にするか、ぜひ自分で確かめてみてください。