OS Xには標準で「アクティビティモニタ」というシステムモニターが搭載されていますが、一覧で多くの情報が表示されるため、特定の情報を把握しづらいのが欠点です。今回紹介する「xScan」を使えば、Macのさまざまな情報を視覚的に把握することができ、不調の原因特定に役立ちます。
Macの健康状態やシステム情報をひと目でチェックできる
xScanカテゴリ: ユーティリティ
※サービス終了
「xScan」を起動すると下図のようにDockのような常駐バーが表示され、各アイコンをクリックすることでシステム情報を参考することができます。

上から順に「プロフィール」「プロセッサー」「メモリ」「ディスク」「ネットワーク」「プロセス」を確認することができます。
プロフィール |
Macの種類やシリアル番号、最終利用日、OSのバージョンなど |
プロセッサー |
CPUの使用率や処理速度、CPUの温度など |
メモリ |
メモリの使用量 |
ディスク |
ドライブごとの使用量や読み/書きの速度など |
ネットワーク |
上り下りの速度やWi-Fiの強度など |
プロセス |
実行中のシステムプロセス一覧とCPUやメモリの占有率など |

「メモリ」以外については「
」をクリックすることで詳細ウインドウを開くことができます。
プロセッサーの詳細ウインドウ。より詳細なシステム情報を把握できる

サイドバーの「
」をクリックすると設定画面が開き、自動起動(Automatically start xScan at Login)やウインドウの表示位置(Location of main toolbsr)などを変更することができます。

「xScan」は非常に多くのシステム情報を得ることができるので、Macの状態を完全に把握したい人におすすめです。ただし、「xScan」を常駐させるとCPUを10〜15%ほど消費しますので、常駐させることをおすすめしません。
xScanカテゴリ: ユーティリティ
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