UR賃貸住宅とは、独立行政法人都市再生機構が運営する賃貸住宅のことで、民間の不動産会社と比較すると優遇されています。今回は、実際にUR賃貸住宅に住んでみてわかったメリットを紹介します。
1. 礼金なし
初期費用は敷金(2ヶ月)と日割家賃、共栄費だけで礼金はかかりません。一般賃貸でも敷金・礼金0という物件もありますが、UR賃貸の場合、すべての物件に礼金がありません。
2. 仲介手数料なし
仲介手数料も不要なため、初期費用を節約することができます。
3. 更新料なし
一般賃貸では2年ごとに1ヶ月分の更新料を支払う必要がありますが、UR賃貸では更新料はありません。
4. 保証人が不要
保証人を探す手間も保証会社の審査も不要(保証料も不要)です。一般賃貸の場合、賃料が20万円を超える物件になると、保証会社を利用するケースが多いですが、UR賃貸ではそのようなことはありません。
5. 収納が多く、部屋が広い
物件にもよりますが、一般的な賃貸物件より部屋が広く、キッチン、廊下、各部屋にある収納スペースが広いです。
6. 原状回復費用が安い
UR賃貸は退去時の原状回復負担区分が明確で、
公式サイトによると、平成25年度にUR賃貸住宅を退去された人の平均負担額は約21,000円だったそうです。
7. 他のUR物件への住み替えがスムーズ
UR賃貸からUR賃貸への住み替えは、敷金を引き継ぐことができるため、初期費用を抑えて、引っ越しすることができます。また、引越し先の賃料が、現在の賃料より安いもしくは同じ場合、所得を証明する書類(課税証明書や源泉徴収票など)は不要です。
8. 所得を証明する書類が不要
UR賃貸では申込時に入居者全員の住民票の写しと契約者の所得を証明する書類(課税証明書や源泉徴収票など)が必要です。しかし、賃料の1年分を前払い(一時払い制度)することで、所得を証明する書類の提出を省略することができます。
その他、契約者名義の預金残高が、契約時点で家賃の100倍以上(預金残髙証明制度)ある場合も同様の待遇を受けることができます。
9. 保険に加入する必要が無い
一般賃貸では、火災保険の申し込みが必須の場合が多いですが、UR賃貸には加入義務はありません。
いかがでしたでしょうか。以上、賃貸住宅に住むなら断然「UR賃貸」がおすすめな理由9選でした。正直、欠点を探すほうが大変なUR賃貸。興味がある方はぜひ、チェックしてみてください。