好かれる人は話を聞くのが上手い
まず好かれる人のわかりやすい特徴として「聞き上手」です。自分の話をちゃんと聞いてくれる人のほうが好感度が上がりやすいのは当たり前ですからね。
聞き上手がわからないなら、逆に「話を聞くのが下手な人」を思い浮かべてもらえるとわかりやすいと思います。聞くのが下手な人は「話の途中で意見を挟む」「スマホをいじりながら」「リアクションが薄い」など、「聞いているのかいないのか」「話を遮る」といった特徴があります。
逆に聞き上手な人はどんな話でもしっかりと聞いてくれますし、一通り聞くまでは相づちくらいしか挟んできません。
そのため人に好かれたいなら、まずは聞き上手になることを目指しましょう。テレビでよく見る司会者は聞き上手な人が多いので、見本にするといいかもしれません。
褒め上手でリアクションが大きい
聞き上手になれたなら、次はさらに発展させます。相手の話を聞いて、驚くべきところでは大きく驚き、笑うところなら大げさに笑う。ただこれだけです。
聞き手のリアクションは話し手にとってはかなり重要な要素で、リアクションが薄いと「話がつまらないのかな?」と思ってしまう人も多いです。そのため少し大げさにリアクションができるのがベストですね。
さらに小さな自慢話のような話であれば「褒め」を混ぜると効果的です。褒められるのに慣れていない人はいますが、褒められるのが嫌いな人はいません。もちろんあからさまに上から目線で褒めてはいけません。さりげなく嫌味にならないように褒めてあげましょう。
どんなときでもポジティブに
ネガティブな人はまず好かれません。実際にあなたの周りの好かれる人は十中八九ポジティブだと思います。
これも自分の立場を入れ替えてみればわかると思いますが、誰でもネガティブな人と積極的にコミュニケーションをとりたいとは思いませんよね。特に自分がポジティブなときであれば近寄りたくもないでしょう。
逆に自分がネガティブになっているときはポジティブな思考がほしくなりますよね。そのためポジティブな人というのはネガティブになっているときには非常に有り難く感じるものです。
性格の問題もあるので底抜けに明るくなれ、とは言いませんが、ネガティブな部分を周りに悟らせないくらいは心掛けておきましょう。
誰にでも興味を持つ
実際に好かれる人が周りにいるとわかりやすいですが、好かれる人は誰に対しても興味を持って接します。これは会話に繋がる重要な要素であり、好かれる人は無意識に行っていることです。
そもそも会話というのは相手に興味がなければスムーズには行えません。せいぜい二言三言交わして終わるのがオチでしょう。しかし好かれる人というのは合間合間に質問を混ぜてくるため、会話が長続きしやすいという特徴があります。
そして質問を混ぜるためにはある程度相手のことを知らなければなりません。ここで「相手に興味を持つ」というのが重要になってくるわけですね。
他人に興味を持つことはコミュニケーションの大前提であり、好かれるためには必須とも言えます。挨拶程度の会話でも興味を持って聞くことが先々で活きてくるでしょう。
「好かれる人」を意識しすぎないように
「好かれる人」を意識しすぎてしまうと、どうしても違和感が生まれてしまったりストレスになる場合があります。好かれる人はこれらを無意識に行っているからこそ好かれるとも言えるわけです。
そのため後天的に好かれる人になりたいのであれば、「相手に興味を持つ」「話はしっかりと聞く」など間接的な部分を意識するといいでしょう。
また、「一日一善」は使い古されたことわざではありますが、好かれる人になるのに適した考え方です。1日2日で好かれる人になるのは不可能なので、毎日コツコツと努力を重ねてみましょう。