人見知りだということを周りにアピールする
冒頭にあるように「私、人見知りなんです」と言ってしまうことは、人見知り克服法としてかなり有効です。自分のことを相手がちょっと感じが悪いな~と思ったとしても、「人見知りなので」と伝えると、「ああ、そうなんだ」とホッとされます。また、自分をさらけだすことで、「人見知り」を隠そうとふるまっていたプレッシャーから解放されます。
明るめのトーンで話す
「人見知り」の人に持たれがちな印象は、自分からはなかなか話しかけない、話しかけられても返事が返ってこない、ということです。「無愛想」と思われないようにするには、上手に言葉を返せなくても、声のトーンは上げること。明るい声のイメージ色は「黄色」です。つまりハッピーカラー。声の音色に気をつけるだけで、周りに好印象を与えることができます。
興味の持てる場所にあえて顏をだす
人見知りの人は、人がたくさん集まる場所が苦手。つい部屋にこもっていたくなります。だけど、あまり人に会わないでいると、よけいに人づきあいがおっくうになってしまいます。暇つぶしのおしゃべりや、意味もなく集まることが苦手な人は、興味があるサークルやボランティアに参加してみましょう。共通の目的を持った集まりには、自分と似ている人たちが多くいたりします。会話がなくても、心地よい場となる可能性も多いにあるので、気になったら参加してみることをおすすめします。
「人見知り」のメリットを知っておく
「人見知り」をコンプレックスにとらえる人が多いですが、自分の性格には良いところがある!と知っておくと、気持ちが楽になります。 おしゃべりが好きでオープンな性格の人って、会話の中心にいることが多く、うらやましいですよね。だけど、口数が多い分、つい一言よけいなことを言ってしまうこともあるのです。 一方、人見知りの人は慎重&口数も少なめ。なので、取り返しのつかない失言をすることも少ないのです。言葉を選んで話すので、信用されたり、「もっとあなたのことを知りたい」と興味を持たれたりします。 「人見知りだっていいじゃない」と開き直り、自分の性格の良いところに目を向けてみましょう。
感性を芸術に活かす
人見知りの人は、人との関わりが苦手な分、内に秘めているものも多いのです。そういう人は絵や文章などクリエイティブな部分で才能を発揮しやすいんです。一人でいる時間をモノづくりにあててみるのはいかがでしょうか。人からほめられると自信にもなるし、自分の気もちを表現することにより、気もちが明るくなります。芸術家は、みな一人になり自分を見つめることができる人たちなのです。自分がその一員だと思うと、「人見知りもアリ」だと思えますね。
まとめ
「人見知りな自分の性格が好き」と思える人って少ないと思います。人と関わるたびに緊張するし、気楽に誰とでも話せたらどんなにいいんだろう、って思ってしまいます。 人といて疲れるよりは、一人でいる方がいいという方が多いのもうなずけます。 でも、人付き合いは避けて通れない...。 実は一人でいる時間は、人といる時よりずっと深く、自分や人生を見つめることができるんです。 あとは人と関わる時に、そんな自分をうまく表現する努力をするだけ! 「人見知りを直そう!」と気負わずに、「人見知りだっていいじゃない」と、自分を認めてあげることが、人見知りを克服する最大のコツです。