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猫背はハイリスク!猫背による健康への悪影響と改善方法

猫背はハイリスク!猫背による健康への悪影響と改善方法
デスクワークの多い現代では比例して猫背の人も増えています。子どもの頃から猫背だとなかなか改善しにくい上に自分ではあまり気にならないので放置しがちですよね。 しかし猫背には色々なリスクがあります。今回は猫背のリスクと改善方法についてお話したいと思います。

猫背のリスクとは

ついつい背中が丸まってしまう。電車やバスではそんな姿勢の人を見掛けます。本人は無意識なのでしょうが周りからするとかなり丸まっている人もいますよね。むしろ最近は姿勢が正しい人を見つけるほうが難しいかもしれません。

そんな猫背ですが見た目がよくないだけではなく、健康面で色々なリスクがあります。では、どんなリスクがあるのかを見ていきましょう。

脳梗塞

くも膜下出血

頭痛

疲労感

集中力の低下

呼吸疾患

猫背にはこれだけ多くのリスクがあります。むしろここでは細かいものは省いたのでまだまだたくさのリスクがありますね。そしてこれらのリスクをもたらす原因が下記です。

首の動脈を圧迫すること

首の筋肉が緊張すること

呼吸が浅くなること

つまり頭の位置がずれることで筋肉や肺、首に負担がかかっている状態になっているということです。上記3つが原因となって様々な病気の原因になります。

では、どのように猫背を改善すべきなのでしょうか。

猫背の改善方法

まずはチェック

猫背の改善よりもまずは本当に猫背かどうかチェックしてみましょう。チェックのためには足首から耳までが映る鏡を用意してください。

鏡の前に立ったら右でも左でもいいので90度横を向いてください。そして体を横から見てくるぶし・骨盤の出っ張った部分・肩・耳が一直線になっているかを確認し、同時にこの4点を結ぶ直線が床から垂直かどうかを見てください。

もし4点が繋がらなかったり繋がっても床から垂直でない場合は正しい姿勢ではありません。

ストレッチが効果的

猫背の改善方法として一般的なのはストレッチですよね。整体などでも指導してくれるところが多いです。では簡単にできるストレッチをやってみましょう。

・肩甲骨をほぐす

まずドアの両側に手を伸ばせるスペ―スがあるドアを探しましょう。見つけたらドアを開け、中心に立ってからに腕を広げます。このとき、肘が肩より上にくるようにしてくださいね。

そしてドアの両側に伸ばした手をかけ、少しずつ体を前に倒してください。胸につっぱり感があるくらいまで前に倒すのがポイントです。数秒間キープしたらゆっくり戻して、これを数回繰り返すだけです。

・椅子に座ったまま

もう1つ椅子に座ったままできる方法も紹介しましょう。椅子に深く腰掛けたら両手を頭の後ろで組みます。手を組んだらあとは胸を前に突き出すだけ。肩甲骨が動くのを感じますよね。これを何度かやればOKです。

・寝る前にちょっとだけ

最後に寝た状態でできるストレッチを紹介します。仰向けに寝たら腹筋をするときのように膝を立てます。このときひざの角度は90度になるようにしてください。そのあとに、少しずつ息を吐きながらお尻を上げていきます。膝から肩までが一直線になるように意識してくださいね。お尻を上げきったらゆっくりと戻し、数回繰り返しましょう。

猫背は改善する

猫背がなおらないものだと思っている方もいますが、根気よくストレッチを続ければ改善できるものです。もし1人でやるのが難しいようなら、整体やストレッチのレッスンを受けるとわかりやすく教えてくれます。

猫背を改善することは様々な病気のリスクを減らすだけではなく、魅力をUPさせたりストレスを減らす効果も期待できます。少し時間がかかるかもしれませんが続ければ必ず改善できるので、毎日続けることが大切ですよ。