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なんでこんなにパサパサなの?美髪のために知っておくべき7つの基礎知識

なんでこんなにパサパサなの?美髪のために知っておくべき7つの基礎知識

毎日ケアしている割にはパサパサで、いろんなケア用品を試してみても改善したのかイマイチわかりにくい「髪」。髪は女性の命とも言われるので気を遣いますよね。

ところでシャンプーやトリートメント選びも大切ですが、髪の扱い方は大丈夫ですか?髪の扱い方に気を付けないといつまで経っても髪質を改善できません。美髪のためにも一度確認してみませんか?

トリートメントの前にタオルドライ

トリートメントには油分が多く入っています。油です。つまり水とは相性が悪いということであり、シャンプー後に水気が残っている状態では弾かれてしまいます。そのためシャンプーをしたあとにはタオルドライをしっかりと行いましょう。

トリートメントは塗ったあとに「揉み込む」

トリートメントは塗るのではなく揉み込みましょう。もちろん乱暴に握ってしまっては髪を傷めるので、小指一本分くらいの量を目安に軽く揉み込みます。根元の髪の毛はそれほど傷んでいないので、毛先だけで大丈夫です。できればその後に目の粗いコームで優しく梳かしてください。

ちなみに濡れている髪をコームで梳かすと髪が傷む、と言われることもありますが、それは絡まった髪を力任せに梳かしたときだけです。コームで梳かしただけで傷むほど弱くはありません。

トリートメントを残さない

トリートメントは髪をケアしてくれますが、頭皮には逆効果になります。頭皮の元気がなくなれば髪にも影響するので、頭皮にトリートメントが残らないようにしっかりと流してください。また、髪のトリートメントの流し不足はホコリの吸着だけではなく、肩や背中の肌にも悪影響があります。少し残したほうが良い、ということはないのでちゃんと流しましょう。

タオルは2枚以上用意する

タオルドライはゴシゴシと拭いてはいけません。ゴシゴシしてもたくさん水を吸うことはなく無駄に髪を傷めるだけです。パンパンと叩いたりギュッと絞る必要もありません。タオルの乾いている部分が濡れている部分に当たっていれば自然に水分を吸ってくれます。

叩いたり拭いたりするくらいなら2枚3枚とタオルを使ったほうが早いです。髪用にフェイスタオル2枚と体用のバスタオル1枚の組み合わせがオススメです。

ドライヤーはやりすぎない

ドライヤーをずっと当てている方がいますが、濡れた髪は熱に弱いのでやめましょう。しっかりとタオルドライしてあれば割とすぐに乾いてしまいます。

そして乾かすときは根元からが鉄則です。毛先から乾かすと根元の水分が毛先に移るので、余計に時間がかかってしまい髪にダメージを与えます。

健康にも気を付けよう

髪も体の一部です。不摂生を続ければ肌が荒れるように、体調や栄養状態は髪に影響します。できるだけストレスを溜めず、バランスの良い食事を心掛けてしっかりと睡眠を取るように心掛けましょう。

自分に合った方法が一番

まだまだ少数派の意見ですが、「トリートメントをしない」という選択肢もあります。これは「傷んだ髪は修復できない」という理論に基づいたものであり、「髪をコーティングするトリートメントは髪に負担をかける」とも言われています。

他にも「湯シャン」「酢シャン」など色々なケアが日々登場していますが、誰もが美髪になるケア方法は今のところありません。体質や生活習慣は人それぞれなので、自分に合うかどうかが重要です。

お金をかけても解決しない

ヘアダメージはお金の力で解決できるものではありません。人の体は想像以上に複雑であり、体の一部である髪も同じです。髪の健康にはシャンプー、トリートメント、食事、ストレス、加齢など色々な要素があります。

髪が傷む原因は自分にしかわからないものが多いので、どこに髪を傷める原因があるのかしっかりと把握してください。傷む原因があるままではどんなケアでも一時的にしか効果がありません。傷む原因を知り、改善した上で適切なケアを行うことが美髪への近道です。