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あなたは大丈夫?水虫になりやすい人の特徴

あなたは大丈夫?水虫になりやすい人の特徴

水虫は普段から気をつけていても完全に防ぐことはできません。他人からうつされることもあるので仕方ありませんよね。

しかし水虫には「なりやすい人」と「なりにくい人」がいるのはご存じでしょうか。

もし水虫に悩まされているなら、体質や環境といった部分に原因があるかもしれません。

女性の水虫が増えてきた?

昔は水虫といえば男性の病気というイメージでしたが、最近は女性でも水虫になる方が増えています。これは水虫の主な原因が足を乾燥させないことにあるためです。

つまり女性が社会進出したことが原因です。今までは家事をしていたので適度に足が乾燥していたものの、仕事で長時間靴を履くことにより水虫が増えているわけですね。

また、女性の場合はストッキングなどを利用する方が多いため、そういった部分を考えると男性より水虫のリスクが高いかもしれません。

水虫の原因

上記でも少し触れましたが、水虫は足の高温多湿が原因です。梅雨から夏にかけて水虫になりやすいと言われるのは、高温多湿の季節だからと言えるでしょう。

特に革靴やブーツなど蒸れやすい靴を履いているとリスクはさらに上昇します。

また、水虫は免疫力によって左右される部分もあります。そのため食生活が偏っていたり、過度のストレス・睡眠不足などで免疫力が低下していると水虫になりやすいです。

そして水虫になりやすいのは以下のような方ですね。

長時間靴を履いている

靴の通気性が悪い

同じ靴をずっと履いている

足に汗をかきやすい

生活が不規則

ストレスが多い

睡眠不足

栄養バランスが悪い

家族が水虫

プールや銭湯によく行く

もし上記に挙げたものが当てはまるようなら水虫には気をつけたほうがいいでしょう。

水虫を予防する

冬でも水虫になる

水虫の予防には足の乾燥が不可欠です。また、「冬は乾燥しているから安心」というわけではなく、靴下を重ねていたりブーツを履くことが水虫に繋がるケースもあるため油断は禁物です。

特に女性は冷え性に悩んでいる場合も多く、過剰な防寒になりがちです。たしかに冷え性は辛いですが何事も過ぎれば逆効果になります。外出時に暖かくするのは当然ですが、仕事中など暖かい環境にいるときは足を乾燥させる工夫をしましょう。

長時間には靴下で対処

どうしても長時間靴を履き続けることになるなら、靴を通気性のいいものに交換しましょう。また、水虫になる方は足に汗をかきやすい場合が多いので、吸湿性の高い靴下や予備の靴下を用意することで改善できます。

足の指の間は特に水虫になりやすいので、5本指ソックスなどもオススメですね。

靴のローテーション

そして靴をローテーションすることも忘れてはいけません。革靴を履く方はご存じだと思いますが、1日履いた靴にはかなりの汗が染み込んでいます。そのため2日3日と同じ靴を履くと水虫のリスクが増加するでしょう。

できれば3足は用意しておいてローテーションするのがベストです。

帰ってきたら足を洗う

水虫の菌は皮膚に付着してもすぐに感染するわけではありません。24時間以内に洗えば感染する可能性は低くなります。

つまり感染する可能性のあるプールや銭湯などから帰ってきたときは足を洗いましょう。不特定多数の人が利用する場所では水虫のリスクがある、と意識しておくことが大切です。

水虫になったら

万が一家族に水虫の方がいたり自分が水虫になってしまったら、マット類は頻繁に洗って床掃除も行いましょう。必ず水虫が感染するわけではありませんが、感染してしまうとかなり厄介です。

スリッパを常用して掃除・洗濯をこまめに行い、清潔さを保つようにしましょう。

乾燥と入浴

色々な予防方法を紹介しましたが、簡単に言うなら「乾燥」と「入浴」が大切です。特に足に汗をかきやすい自覚があるのなら、清潔さを保つ意識を持ちましょう。

そしてもし水虫になってしまったら、放置せず早めに病院に行ってください。放置すると爪白癬に発展し、治るまでに数ヶ月かかります。