今まで何度もチャレンジしてきたのにそのたびに失敗。そんなダイエットの悩みを抱える人はかなり多いでしょう。しかしダイエットに失敗するのは主にメンタルの問題です。
そこで今回はダイエットを続けるための考え方やコツをご紹介したいと思います。
飽きない方法を探す
運動系ダイエットで挫折する人の多くは途中で飽きてしまうことが原因です。運動をしているとそれ以外のことができないので、集中力が切れてしまっているのです。しかし「飽きない方法」を見つければ自然と続くようになります。
たとえばおなかを引き締めようと腹筋を始める人は、スマホを見ながら腹筋すればいいだけです。「腹筋してたら見られない」と思うかもしれませんが、腹筋の方法にはヒザに胸を付けないやり方もあります。どんな方法でもいいので「飽きない方法」を探してみてください。
成果を出す
どんなことでも結果が出なければ誰だってモチベーションは下がります。しかしダイエットは時間がかかる上に成果がわかりにくいもの。つまりモチベーションを維持できるかが成功の鍵とも言えますね。そこで提案したいのは「写真に撮る」という方法。
毎日でも3日に1回でもいいので、鏡を使ってダイエットの成果を写真におさめましょう。写真は無理!という方は鏡でチェックするだけでもいいです。見たくないかもしれませんがこれもダイエットのためですから我慢しましょう。
そしてこのときに多少おなかを引っ込めてもいいので「ダイエットが効いてる!」と思い込むことが重要です。これだけでもモチベーションの向上に繋がるので、意外と続けられるようになります。要はちょっとだけナルシストになれ、ということですね。
目的をダイエットから変えてみる
ダイエットの目的は「痩せること」ですよね。しかし痩せることを目的にするからこそ「このままでもいいや」という考えの原因になることもあります。そこで試してほしいのは「ダイエット以外に目的をすり替える」というものです。
食事制限は「もう太っててもいいや。食べたいものを食べる!」と諦めてしまいがちですが、健康のためならどうでしょうか。太っていると生活習慣病のリスクも高まり寿命にも影響すると言われています。なので「生活の改善」や「健康促進」を目的にしてみてはいかがでしょうか。
運動系なら「健康のために」一駅分歩いたり、休日にストレス発散としてスポーツをしてみてもいいでしょう。ここで大切なのはダイエットのためだとは思わないことです。特にダイエットに何度も失敗している人だと「ダイエット」と意識するだけでモチベーションが下がるので、ダイエット以外を目的にしてみましょう。
ダイエットは一時的ではなく変化
ダイエットを諦めてしまう人は「痩せるまで」という考え方にも原因があります。「痩せるためにダイエット」と始めると「痩せたら終わり」という意識が生まれてしまいます。
しかしダイエットは言い換えれば「生活スタイルを変えること」なので「痩せたら終わり」という一時的な考え方では十中八九挫折するでしょう。生活スタイルは毎日続いているから生活スタイルであり、それを一時的に変えるほうが難しいからです。
つまりダイエットをするなら生活スタイルを根本から変えましょう。もちろんダイエットが終わってもそのままです。太らない生活スタイルを確立しなければダイエット成功とは言えません。
そして生活スタイルをいきなり変えることも不可能です。そんなことをすればストレスの原因になり、ダイエットどころか体調や肌の状態にも悪影響です。
まずは1つ。1つ目が1ヵ月続けば2つ目というように、徐々に変化を増やしていくことが重要です。今まで何もしていなかった状態から、いきなりランニングと筋トレと食事制限をするなんて誰にもできません。焦らずにゆっくり進めましょう。
継続のコツは「騙すこと」
ダイエットを続けるコツは「いかに自分を騙せるか」です。すぐに効果が出るものではないので、騙し騙し続けないとモチベーションが維持できません。さらに「この生活が普通なんだ」と思わせることも重要です。
生活を変えるのはかなり難しいですから、全力で自分を騙しましょう。ただし、たまにはご褒美を用意して体を労ってあげてくださいね。