コトノバ

知っていて損はない!いつかどこかで役に立つ食べ物に関する雑学

知っていて損はない!いつかどこかで役に立つ食べ物に関する雑学
「醤油を一瓶飲んだら死んでしまう」のように、食べ物に関する雑学は沢山あります。 雑学をたくさん知っていると賢く見えますが、どうせならマニアックな分野の雑学ではなく身近な存在である食べ物の雑学を色々知っていた方が、仕事でもプライべートでも使える場面が多そうですよね。 今回はそんな食べ物に関する雑学をいくつかご紹介したいと思います。

バナナは緑色のモノしか輸入されない

スーパーに並んでいるバナナは黄色いので、ほとんどの人がバナナは最初から黄色いと思っているでしょうが、バナナは元々緑色をしていて、そのまま収穫されます。

お店に置かれている黄色いバナナは熟した状態ですが、黄色くなったバナナは感染症につながる細菌がいる可能性があるので、日本では輸入禁止となっています。

店頭に並ぶのは、熟す前の緑色の状態で輸入されてから、エチレンガスの入った倉庫で熟成されてから発送されたものになります。

アイスクリームに賞味期限はない!?

食品衛生法では、マイナス18度以下で保存されている物に関しては品質変化が極めて少ないという理由から、賞味期限を省略できるとなっています。

よって未開封のアイスクリームは無期限で食べる事ができるんですね。 ちなみに「賞味期限」は、卵やレトルト食品、缶詰など比較的傷みにくい食品に表記され、美味しく食べる事ができる期限です。

それに対して「消費期限」は、生肉や生魚、お惣菜、弁当など傷みやすい食品に表記され、安全に食べる事ができる期限になります。

タラバガニはカニじゃない!?

カニの王様と言えばタラバガニですが、実はタラバガニはカニではなく「ヤドカリ」の仲間なんです。 カニの脚は8本ですが、タラバガニは脚が10本ある「十脚目短尾類」なので、ヤドカリ科に属します。

見た目は8本しかないように見えますが、甲羅の中のエラの部分に退化したと思われる脚の痕跡が残っているようです。

タラバガニと呼ばれるのは、タラが捕れる漁場にたくさんいたからだという事ですが…今となってはタラよりも高価な食べ物になってしまいましたね。

ウインナーとソーセージとフランクフルトの違い

ウインナーとフランクフルトはソーセージの一種となります。 ウインナーソーセージは、羊の腸にお肉を詰めたモノで、製品の直径が20mm未満とされています。

フランクフルトソーセージは、豚の腸にお肉を詰めたモノで、製品の直径が20mm以上36mm未満とされています。 ちなみに牛の腸にお肉を詰めたモノは、ボロニアソーセージと言われています。

オーストリアのウィーンで生まれたのがウィンナーソーセージで、ドイツのフランクフルトで生まれたのがフランクフルトソーセージです。

「焦げ」を食べるとガンになる!?

昔からよくこう親に言われて焦げた美味しい部分を食べさせてもらえなかった記憶がありますが、これは非現実的な単なる噂ととらえて良いようです。

事の発端は1978年に国立がんセンターが発表した「ガンを防ぐための12か条」の中に「焦げた部分は避ける」という一文があったために、マスコミの報道などを通じて「焦げを食べるとガンになる」という噂になってしまいました。

実際にはマウスを使った実験でタンパク質に含まれるアミノ酸が変化をした物質に発がん性がある事がわかりましたが、これを人間に置き換えてみると、体重の4倍の量の焦げを1年間毎日食べ続けるという事になるので、現実的では無いと捉えられますよね。

意外に役立つ食べ物に関する雑学

いかがでしたでしょうか?

身近な食べ物には様々な雑学がありますが、例えば飲み会やコンパの時にさりげなく雑学を披露すると、なんとなく「デキる」イメージになりますよね。

知っておいて損はない食べ物の雑学は、1つ知ると他にも沢山知りたくなってくるので、調べているうちにかなり博学になるかもしれませんよ。

ぜひあなたも自分しか知らない雑学を見つけて、ココぞ!という場面で披露してみて下さいね。