仕事でもプライベートでも重要な「信頼」。仕事なら信頼されればされるほど重要なポジションを任されたり給料のUPに繋がり、プライベートなら交友関係に大きく影響を与えます。
しかし信頼を勝ち取るのはそんな簡単なことではありません。場合によっては長い年月を必要とすることもありますし、逆に失うときには一瞬ですからね。
では信頼される人にはどのような共通点があるのでしょうか。
回答が明瞭
仕事ではあらゆるシーンで回答を求められますし、回答の内容が評価にも繋がるのは周知の事実ですよね。回答を間違えれば一気に信頼はなくなり、相手との関係すら断たれてしまうことも少なくありません。
しかし間違いを恐れて曖昧にするのは悪手です。相手はどのようなときでも明確な回答をほしがっているものですし、曖昧な回答は自分も相手も得をしません。
実際に信頼される人には「回答が明瞭」という共通点があります。しかも「わからない」ときでさえハッキリと「わからない」と答えます。これが信頼される人の共通点その1です。
回答はどんなときでもハッキリと、もしわからない部分があるのならしっかりと伝える。ただこれだけです。
誰にでも謝れる
「謝る」という行為は単純であり非常に難しい行為です。単純というのは「謝罪を口にすればいいだけ」という意味であり、難しいというのは「自分の気持ちに影響される」からです。
基本的相手が自分より上の立場であれば謝るのは難しくありません。しかしそれが年下や立場的に下の相手となると途端に難しくなるのです。いわゆる「プライドが邪魔をする」ということですね。
しかし「誰にでも謝れる」のが信頼される人の共通点です。
そもそも謝らなければならない状況というのは、なんらかの過失がありますよね。過失がなければ謝る必要もありませんから当然です。しかし自分に落ち度があるのなら、相手が年下であっても謝らなければなりません。
実際に上司がミスをしたのに謝罪もなくて不快な思いをした経験がある人も多いでしょう。経験したことがあれば尚更ですが、どんな相手であっても謝る必要があるなら謝る。やってみれば意外と簡単なので、しっかりと心掛けましょう。
見た目は想像以上に重要
「名は体を表す」とは言いますが、見た目は内面を表します。この場合の見た目とは「清潔感」「姿勢」など外見に関わるすべての部分を指します。
ブランド物で全身を固めろ、という意味ではありません。むしろ背伸びをした外見はどこかでボロが出るので逆効果となります。信頼を勝ち取るための外見には「安定」も必要なのです。つまり「勝負どころでしか着ないブランド服」よりも、「ノーブランドの清潔感のある服を毎日着ている」ほうが好感が得られます。
また、姿勢に関しては第一印象に大きく影響します。座っているときの姿勢、立ち姿、歩く姿勢など様々な姿勢がありますが、それらはあなたの雰囲気を決定付ける重要な要素の1つです。初対面で姿勢が悪いとそれだけで信頼を得る時間が延びるため、普段から姿勢には気をつけておきましょう。
さらに見た目の姿勢とは異なりますが、「話を聞く態度」という意味での姿勢も重要です。話を聞くときは相手の話に興味を持ち、しっかりと最後まで聞くことを心掛けてください。
信頼を得るには時間も必要
どんなに努力して信頼を得ようとしても、「時間」という要素だけは努力では短縮できません。信頼関係には時間は必須の要素であるため、時には焦らずに待つことも必要でしょう。必要なら我慢できることも信頼される人に共通している点ですね。
まずは自分が信頼している人を観察し、どこに信頼できる要素があるのか考えてみるといいでしょう。