同じブック内の別のシートを参照しながら作業するとき「シートの見出し」をクリックして画面を切り替えながら作業をしている人は多いのではないでしょうか。通常、すでに開いているファイルを2重に開くことはできませんが、Excelのウインドウ表示機能を使えば、現在と同じウインドウをもうひとつ開くことができます。
Excelのバージョンによっては表示名が異なる場合がありますのでご注意ください
同じブックの別のシートを同時に開いて作業する方法
「レイアウト」タブを開いて「ウインドウ」の「新規」ボタンをクリックします。
![新しいウインドウを開く](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/04/506cab0f710769a423ecbbc76ae0f579.png)
全く同じウインドウがもうひとつ開きますので、「レイアウト」タブで「ウインドウ」の「整列」ボタンにマウスのカーソルを合わせます。配置方法が表示されますので、「左右に並べて表示」をクリックしましょう。
![左右に並べて表示](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/04/f26e77c4836d3399fdb465c3ae111c58.png)
画面上にな同じウインドウが並びますので、あとは参照したいシートをクリックして切り替えれば、いちいち別のシートに切り替えなくて済みます。なお、「整列」ボタンをクリックして表示されたメニューからも配置を指定することができます。
![ウインドウの整列](//kotonova.com/wp-content/uploads/2015/04/1c56c19124b4cdf55ba07af6f1f96997.png)
別々のブックなら何の問題もありませんが、同じブックの別のシートを参照しながらデータ入力をする場合などは同じウインドウを並べて作業したほうが効率的です。別のシートを行き来するような場合に活用しましょう。