一生に一回だから後悔したくない結婚式。
あれもしたいこれもしたい・・・と夢はたくさんありますが、予算には限りがあります。
予算オーバーにならないために、その原因を知って対策をたてましょう。
当初の予算からどんどん膨らむ!
結婚式をあげようと思った時に、頭に思い浮かぶ数字。
決めなければいけないことと言えば、「招待の人数」「ドレス」だと思います。
おそらく誰もがその2点をメインにして概算をするのではないかと思います。
それ以外にもいろんなものに予算がかかります。
どんなものにどういった予算がかかるのかを出してみましょう。
衣装の備品
ヘッドドレス、グローブ、シューズ、ヘアアクセサリーなど。
どれも数点準備されていて、お店の方は最初に普通のレベルのものをすすめ、その後良いレベルのものをすすめられることが多いです。そうするとやはり良いものは良く見えますので、上手に取捨選択をしないといけません。
お花代
新郎新婦の座る高砂、各テーブルなどのお花にかかる費用です。
これも「少ないよりは多く・・・」と思ってしまうと大変なことに!
また、ブーケも生花なのかどうか、お色直しの回数にあわせて作るのか・・・などで金額が大きく変わってきます。
お料理
料理のランクアップ、飲み放題、ケーキの大きさ、デザートバイキング・・・。
例えば1人和洋折衷5,000円など、と料理の金額だけを考えがちですが、飲み放題にするのか、それにワインが入れたり、ケーキの大きさや高さをランクアップすると金額もどんどん追加されていきます。
引き出物
これも見落としがちなものです。
今はバブルの頃と違い、引き出物はカタログギフトのみなどとシンプルになってきています。しかし、フルーツ&お菓子&食器等1品というのがデフォルトだった両親の世代によっては、シンプル過ぎは許されないということもあるようです。
抑えたい時は2人の意見をつらぬいて!
演出
フラワーシャワー、バルーンリリース、庭園での集合写真、式場での生演奏など演出面でも費用はかさみます。
スクリーンを使うだけでもお金がかかる場合もあります。他に動画編集なども費用がかかるオプションです。
送迎
会場が公共交通機関の駅から離れている時は、送迎のバスなどが必要になってきます。
両家の写真撮影
以外と頭になかったのがこれです。
前撮りをすることもありますし、式と披露宴の間や、式の前に両家の親族を揃えての写真撮影をすることがあります。
夫婦、お互いの両親に台紙付きのアルバムを・・・となるとかなりの費用になります。
きっとここまでの内容で、自分たちのしたいことを全て盛り込んだら、当初の概算をはるかに超えた金額になっていることでしょう。
楽しみな披露宴と、高い金額、天秤にかけるのはつらいもの・・・。
このような気持ちにならないために、以下の注意点を挙げます。
最初にリストアップをしておく
上述のもので、実際に披露宴でしたいものをリストアップしておきましょう。
どのような内容で行いたいのかも2人で話し合っておけば、式場と打ち合わせをする時に必要なもの、そうでないものがはっきりとしていきます。
見積もりを2種類取る
必要最小限なものだけを入れた見積もりと、やりたいこと全てを取り入れた見積もりの2種類を準備してもらいましょう。
そうすると、金額のあまりの違いに、自分たちが行いたいと思うこと、また、実際に行うことができることが見えてきます。
それでもしたいことがあるなら抑えるところは抑える
司会者は参列者や知人に得意な人がいたらお願いする。なかには新郎が進行をしたというツワモノも!
各テーブルの写真撮影はカメラマンを使わずに、後輩や知人など支障のない方にお願いする。実際、最近はデジカメやスマホの性能が良いので、各自がお好みのショットでの撮影を楽しんでいますので、場合によってはカメラマンの必要な無いのかも。
ただし、逆に式場が準備したスタッフでないと別料金を取られるところもありますので、式場との打ち合わせで早目に確認をしておきましょう。
また、お花やヘアスタイルなど、こだわりがあるけれども料金を抑えたいという場合は、式場のスタッフに正直に話してみましょう。親身になって代替案を出してくれます。そのためにも打ち合わせを重ねるごとに親しくなっておいたほうがお互い話しが進めやすいというものです。
と、ここまで予算がオーバーするよくある原因と、それを抑える方法を挙げてきましたが、予算を抑えようとして最小単位のものから細々としたものを追加していくと、逆に高くついてしまうこともありますので、したいことが一通り含まれているパックがあれば、それを選択したほうがオトクな場合もあります。
いずれにしても、2人でよく話し合い、式場には自分たちの意見を伝えながら打ち合わせを重ねることが楽しい式になる秘訣です。
一生で一度のイベント、後悔の無いようにしたいものですね!