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嫌なニオイの原因は湿気!部屋干しで湿気のニオイを防ぐ5つのテクニック

嫌なニオイの原因は湿気!部屋干しで湿気のニオイを防ぐ5つのテクニック
雨の日が続くと困ってしまうのが洗濯物ですが、仕方なく部屋干しにすると嫌なニオイになってしまう事がありますよね。 タオルやTシャツなどは、そのまま使うと不快感があるので、また洗い直し…と結局二度手間になってしまう場合もあります。 このニオイの原因は湿気です。 しかし部屋干しでもやり方次第で嫌なニオイを防ぐ事が出来るんですよ。 今回は湿気のニオイを防ぐ部屋干しのテクニックをいくつかご紹介したいと思うので、参考にしてみてください。

まずは洗濯槽をキレイにする

洗濯槽には目に見えないカビやばい菌が想像以上に付着しています。せっかくきれいに洗った洗濯物にそれらが付いていたらニオイの原因になってしまうので、2~3か月に1度は定期的に洗濯槽を掃除するのがおすすめですよ。

特にドラム式の洗濯機にはカビが生えやすいので、乾燥させた洗濯物のニオイが気になったら洗濯槽をキレイにしましょう。

洗濯物の放置に注意

「今日は雨だから洗濯は明日にしよう」と洗濯物をそのままにしてしまう方もいるでしょうが、晴れの日を待つよりもこまめに洗う方がニオイの原因にはなりにくいと言えます。

梅雨時期などはいつ晴れ間が出るかわかりませんし、汚れは時間がたつ程取れにくくなります。また洗濯物の量が増え続けると干す場所にも困ってしまいますよね。

また下着やタオルなどをそのまま洗濯機に入れてしまうのもNGです。洗濯機の中は常に湿気があるので、一晩放置しておくだけで雑菌が繁殖してニオイの元となります。

ランドリーボックスに籐のかごやメッシュなどの風通しの良い素材が多いのは、雑菌を防ぐためでもあるんですね。

洗濯時のテクニック

おふろの残り湯を洗濯に使うのはエコになりますが、部屋干しをする場合は避けた方が良いでしょう。

1日の汚れを落とすのがお風呂の役割なので、当然残り湯は雑菌だらけで、ニオイの原因となります。

適度な温かさが洗剤の酵素を活性化させるというメリットはありますが、すすぎにまで使うとやはりニオイの元になってしまうので、経済的にどうしても残り湯を使いたいという場合は、洗う時だけ使うようにして、すすぎだけは水道水にしましょう。

部屋干しのニオイが気になるからと言って、洗剤を通常より多めに入れる人もいるようですが、これは逆効果になるので注意してください。

特に粉洗剤の場合は、決められた量よりも多く入れると溶けきれなかった洗剤かすが衣類や洗濯槽に残ってしまい、これがカビや雑菌になったり、アレルギーの原因になったりする可能性もあります。

最近は少量でも十分に汚れが落ちる洗剤が出ているので、ついつい「これで大丈夫なのかな…」と思ってしまいますが、信用して大丈夫ですよ。

干し方のテクニック

基本は洗濯が終わったらすぐに干す事です。そのままにしておくと、湿気だらけの密閉された空間に洗濯物が閉じ込められることになり、時間がたてばたつ程雑菌が繁殖いします。

キレイに洗った洗濯物にニオイの元が付いてしまうのを避けるためにも、終わりのブザーが鳴ったらすぐに出しましょう。

部屋干しの場合は洗濯物同士の間隔をあけて干すのが効果的です。長いものと短いものを交互に干すと風が当たりやすくなりますよ。

扇風機やサーキュレーターで風を送ったり、エアコンの除湿機能を使ったりするのも良いですね。お風呂場に干す場合は換気扇を回したり乾燥機能を活用したりしましょう。

原始的なテクニックですが効果が期待できるのが、干した洗濯物の下に新聞紙を敷いて湿気を吸収するテクニックです。

1日その状態にしておけば新聞紙が湿気を吸ってシナッとなっているので、意外に効果的だという事が実感できますよ。

便利グッズを利用する

部屋干しの嫌なニオイに悩んでいる人の声は相当多いらしく、そんな悩みを解消する便利グッズも数多く販売されています。

一番困ってしまうバスタオルやシーツが干せるハンガーや、エアコンの風が当たるように工夫されたハンガーや物干しなどがあり、独り暮らしの人や主婦を中心にシェアを拡大しつつあります。

便利なうえに手頃な値段で部屋干しの湿気のニオイからサヨナラできるなら…とついつい手が伸びるような商品が揃っていますよ。

ひと手間かけて嫌なニオイを撃退!

衣類についた湿気のニオイは、自分が思うよりも他人に不快感を与えている可能性があります。湿気のニオイは清潔感が感じられないので第一印象も悪くなってしまいますよね。

そういった事態を防ぐためにも、面倒臭いのをグッとこらえてひと手間かけた洗濯をしましょう。

慣れてしまえばなんてことない手間なので、是非ご紹介したようなテクニックを日々の習慣に取り入れてみてくださいね。