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勉強ができる子とできない子ではココが違う!5つの習慣の違い

勉強ができる子とできない子ではココが違う!5つの習慣の違い
子を持つ親としては「できれば勉強はできた方が良い」という思いがあるのは当然です。 成績は直接内申点に響いてきますし、やはり良い大学を出た方が就職にも有利という現実を踏まえたうえで、子供の教育にはついつい力が入ってしまいますよね。 しかしただ勉強をさせれば出来るようになるという訳ではなく、勉強とは関係ない日頃の習慣でも差が出てくるようですね。 今回は勉強ができる子の習慣とできない子の習慣の違いについてまとめてみました。

規則正しい生活ができているか

大抵の子供が小さな頃から親や学校から、耳にタコができるくらい「規則正しい生活をしなさい」と言われて育ちますが、これには重要な意味があるからこそ言われていたのです。

基本的な生活習慣を確立させる事、例えば早寝早起きや整理整頓は、テンポの良いリズミカルな生活を実現させる事ができますが、それは健康的に良いだけではなく、知的成長にも非常に効果的だと言われています。

毎日行っている習慣は自然と体が覚えてしまうので、特に意識をしなくても毎日行えるようになり、それこそが時間を有効に使える事に役立ちます。 勉強に集中できる環境を作るには、時間を効率的に使う事が最も重要ですが、それが自然に身につけば当然学力も上がるようになります。

集中力が身についているか

勉強する時間がいくら長くても、集中していなければ何の意味もありません。逆に集中していればたとえ1日30分の家庭学習でも、極端に言えば学校の授業だけでも身に付きます。 では集中力はどうしたら養えるのか?

小さな子供をよく見ているとわかりますが、好きな事をやっている時は話しかけても聞こえないくらい集中している事からもわかるように、ポイントは「やる気」です。 集中力がない子が集中力を高めるには、まずやる気を起こさせることが必要になります。

それはご褒美のおやつであってもゲームをする時間であっても構いません。何か目標がある事で集中力を高めてあげるのも親の役目と言えるでしょう。

ながら勉強には向き不向きがある

テレビを観ながら…音楽を聴きながら勉強をする人も多いですよね。そういった「ながら勉強」は集中力を養うために有効だという意見もありますが、これはすでに集中力が養われている人に対してであり、子供と呼ばれる小学生くらいの年齢ではやはり勉強の効率は落ちると言われています。

また勉強のできない子は「ながら勉強を好む」というデータも出ているように、どうしても注意力散漫になるのは仕方がありません。

メリハリをつけるという意味でも、勉強するときは勉強、テレビを観る時は観るというようにそれぞれに、まずは集中できる環境を与えてあげましょう。

スモールステップを踏んでいるか

スモールステップとは、階段を一段ずつゆっくりと上がっていくような学習方法の事を言います。 勉強の場合は、勉強内容を小さな単位に分割して、簡単な内容から始めて小刻みに進めていく方法になりますが、小さな「できる!」という成功体験を積み重ねる事で確実に大きな成功につながるようになります。

例えば勉強でスランプに陥った時に基礎に戻ってできる喜びを味わいながら、徐々に難易度を高めていった事で理解度が増して、受験に合格する事につながるというのが良い例です。

勉強ができない子や、苦手な子は、このスモールステップの経験が乏しいと言えるので、面倒がらずに自分の分解る所からやり直してみるという作業を繰り返すのが良い習慣になるでしょう。

逆算ができるかどうか

予備校や進学塾では、志望校合格から逆算して1か月、1週間単位で学習量を決めますが、こういった計画性があるかどうかは、勉強ができる・できないに深く関係してくると言えます。

ダラダラと勉強する習慣をなくすためにも、計画性を身につける事は効率的ですし、特に受験勉強においては、合格するのに必要な勉強量から逆算して学習量を割り振っていく事も重要な作業です。

とは言え小さな子供に逆算をしろと言っても無理な話なので、小学生が宿題をやる時などに、親が逆算方法を取り入れてあげるのも効果的です。少なくとも高校生までには、逆算して計画的に勉強する事が自分で出来るようになると良いでしょう。

大切なのは規則正しい生活習慣で勉強する環境を整えること

いかがでしたでしょうか? 勉強ができるようになる為に、生活習慣なんて無関係のような気がしますが、規則正しい生活はかなり学力に関係してきます。

しかし子供が自分で出来る習慣には限界があるので、親が手伝ってあげなければいけない時期があるのも当然です。その手助けが上手くできるかどうかで、子供の学力に差が出るという事を覚えておきましょう。