誰からも好かれようとしない事
たとえ関係ない人からでも、人から嫌われるのは何となく良い気がしませんよね。しかし、嫌われるのが怖い…みんなに好かれたい…という思いが人間関係の悩みにつながり、さらに深刻になってしまうのです。 そもそも万人から好かれている人なんて皆無ですよね。 社内で評判が良い人だって、意見の相違や妬みが原因でその人の事を嫌っている人もきっといるでしょう。
「 誰にでも好かれる」という事は不可能な事だと認識しておけばそれほど人間関係で考え過ぎる事もなくなりますよ。
NOと言う勇気を持つ事
少し古いですが…「NOと言えない日本人」という本が流行りましたよね。 私達日本人の国民性には「自己主張=わがまま」と捉えられ、協調性がなかったり輪を乱したりする事が否定されてしまう傾向にあります。 確かにそれが日本人ならではの「奥ゆかしさ」であり、優しさにつながる所もありますが…どんな立場であっても自己主張するのが普通である欧米人からすればきっと信じられないでしょう。
会社での上下関係やしがらみなどで、何かを強制されて断れない時もありますが、それが精神的にプレッシャーとなるようならキッパリと「私には出来ません」と断る勇気は、お互いの人間関係の為にも必要です。
一度人間関係をリセットしてみる事
ひと口に「人間関係」と言っても、その関係は仕事上の関係から友人関係、恋人、家族、親せきなど多岐にわたりますよね。 職場の人間関係に疲れてしまっていても、恋愛関係や友達関係は上手くいっているというケースもあるでしょうし、その逆も考えられます。 ただ漠然と「人間関係に疲れた」と言っているだけでは何の問題解決にもならないので、まずは自分の人間関係を整理してみましょう。
例えば「良い関係」「悪い関係」「距離をおいて考えたい関係」の3つに分けて紙に書きだしてみるのも良いですね。頭の中で考えているだけよりも、紙に書いて具体化した方が整理しやすくなります。 そこで「悪い関係」の中に会社関係の人が全て入っているようなら、思い切って転職したり転勤届を出してみたりするという対処もできますよね。 環境が変わらなければストレスで健康的に問題が出てくる可能性もある事を考慮して、自分から行動することが一番のポイントになります。
仕事に打ち込む事
仕事とは全く関係ない人間関係で悩んでいる場合、それはハッキリ言って「余計な悩み」ですよね。 友人関係であればスッパリ切る事で悩みは解消されます。とは言えなんとなく後味が悪かったり気になったりするのは仕方がありませんが、そこは仕事や趣味に集中する事で時間が解決してくれるでしょう。
それが職場の人間関係だった場合は、仕事のためだと割り切って自分にプラスになるような付き合い方をするのが上手い付き合い方と言えます。
人間関係がうまくいくコツ
小さい頃から人間関係が上手くいく方ではなかったという方は、自身にある傾向があるはずです。 一番考えられるのは、自分はもちろん他人に対しても完璧を求めるという傾向でしょう。 常に相手が喜ぶような自分でいる為に無理をしている事ありませんか? それは素晴らしい事ですし、あなたさえ我慢すれば良い人間関係が築けますが、どこかで無理が生じて、結果的には関係がこじれてしまう事がほとんどでしょう。
完璧な人などいないと言っても過言ではありません。どんな成功者だって失敗もあれば間違える事もあります。 人間関係がうまくいくコツは、自分にも相手にも完璧さを求めない事です。 少し物足りない所があったとしてもそれで良しとする事で、とても楽に人と付き合う事が出来ますよ。
自分で動かなければ何も変わらない人間関係
人間関係がうまくいかないと悩んでいるだけでは解決しないどころか、さらに人間関係が悪化する可能性もあります。 悩んだ時こそチャンスだ!と思って、この機会に自分の人間関係を見つめ直したり、自分自身の人に対する接し方を改善してみたりするのも良いでしょう。 ご紹介したような対処法は全て人間関係の悩みを自分の意志で解決する方法です。これによって人間関係がうまくいけば、きっと今後も自分で解決できるようになるでしょう。