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初対面の人にまた会いたいと思わせるテクニック、コツ

初対面の人にまた会いたいと思わせるテクニック、コツ
これは難しいようでやさしいかかも知れませんし、やさしいようで難しいかも知れません。しかしながら、簡単に言ってみれば、相手の人が自分に関心があるかどうかで、次のステップ、つまり会いたいと思うかどうかが決まります。 そんなに策を弄さずに、あなたのあるがままの姿を通して普通に接すれば相手の人にも、それなりに関心を持ってくれるでしょうが、より積極的にそのような環境に持ち込むためには、どうしたらいいのか検討してみましょう。

初対面の人にまた会いたいと思わせるイメージマネージメント

自分のいいところを最大限にパフォーマンスするのがイメージマネージメントです。そこには、野暮な演出などは関係ありません。素の自分を出すことで、相手が面白そうな人だな、信頼に足る人だな、これからも一緒に仕事をしたり、遊んだり、学べたりできれば、きっと有意義な付き合いができると思ってくれたら 、また会いたいと思うに違いありません。

そういう意味では、自分の最大限のアピールポイントをマネージメントすることが、なぜ重要なのかお分かりいただけると思います。

そのためには、TPOを意識する必要があります。相手がどんな人なのか、どんな服装がいいのか、どんな話題がふさわしいのか、言葉遣いはどうなのかと状況を踏まえて、その場にあった最高のパフォーマンスをすることが大事です。

そして、イメージマネージメントの最大の表現スタイルが、相手に対する第一印象なのです。つまり、初対面の人にまた会いたいと思わせるには、第一印象のインパクトが重要になります。

初対面の人にまた会いたいと思わせる第一印象とは?

相手の人にいい印象を与えるには、どんなことが効果的なのだろうか。相手も自分と同じ人間、感情に支配される部分が多分にあるわけですが、どんな特徴に好印象を抱くのでしょうか。それを見て行きましょう。

普遍的に人間というのは、相手の人が正直だったり、誠意であったり、思いやりがあったり、やさしかったり、親切だったり、頼りになったり、仕事ができたりすることに、好印象を抱いているようです。

そして、そう思った第一印象はなかなか変わらないもので、一度インプットされたイメージを変えるのは難しいと言っていいでしょう。それだけに、初対面の人にまた会いたいと思わせるには、第一印象のインパクトがポイントになります。

例えば、人の印象を話題にする場合、彼女は親しみやすいとか、彼は頭がよさそうだのような言葉は頻繁に浮かんできますが、彼女は清潔だったとか、彼は礼儀正しいのような言葉、なかなかでてきません。

つまり、印象形成にはそのようなものはそんなに影響を及ぼすとは考えられません。ところが、傲慢だったり、無礼だったり、不潔だった場合は、印象的には悪いイメージが残ってしまいます。

そこで、第一印象を考える場合に、いい印象を残したいと思うなら、言葉の端々に出てくるプラスイメージに焦点を絞り、そこをパフォーマンスすることを考慮したいですね。

初対面の人にまた会いたいと思わせるには、思いやりの深さ

私たちは、初対面の人にあった際のことですが、相手の人が正直だったり、誠実であったり、思いやりがあったり、やさしかったり、親切だったり、頼りになったり、仕事ができたりすることに、好印象を抱きます。

やさしそうな顔つき、笑っている目、そして気さくな言葉遣い。ざっくばらんな態度は素直に心の中に飛び込んできます。特に、気配りとかを見ると、人の寛大な心や公平さ、穏やかな性格の上に愛情に溢れている、人を許すことなどの思いやりの深さが分かりますし、それの延長線上にある行動・行為、考え方の一端に触れることができます。

初対面の人にまた会いたいと思わせるに人には、その思いやりが滲み出てくるのが、話しているうちに分かります。

初対面の人にまた会いたいと思わせるには、あなたは聞き上手・・・・・

不思議なもので、人は自分の話していることを真剣に聞いてもらえると嬉しいものなのです。つまり、相手に関心を示すことは非常に重要なことです。

話題の進展具合で、聞き上手になることはあなたの印象度を上げることになります。特に、相手の人は、自分は大事にされている、相手の人を飽きさせない、相手の人もあなたと話をしたいと思う、このようなことを通じて好ましい印象を与えることができます。

そしてさらに、相手の人の言っていることに理解していることを示したなら、相手の人のあなたに対する印象度は高まり、そうなればあなたに興味を持つでしょうし、それが次のステップに繋がります。

初対面の人にまた会いたいと思わせるには、言葉遣いに気を付ける

褒め言葉は忘れてしまうかもしれませんが、傷つくような一言はなかなか忘れることができません。例えば、自分の身体を傷つけた場合、薬を塗り包帯や絆創膏でケアすれば治りますが、一言の言葉よる傷を治す薬はありません。それほど言葉遣いが生み出すダメージを癒すことは難しいのです。

謙虚さの反対の語彙は、傲慢、自慢、プライドの高さ、うぬぼれ、虚栄というもので、自己中心的な態度の取り方と言っていいでしょう。謙虚さは、もちろん行動にも現れますが、言葉にも現れることが多いのです。

短い時間の中で、折角作り上げた好印象も、ちょっとした油断で、使ってはいけない一言の傲慢な言葉が、すべてを破壊してしまうことがあります。その言葉はほとんどが利己的な内容のものです。

したがって、初対面の際の印象を考えるのであれば、言葉遣いには細心の注意を払う必要があります。特に、初対面にも関わらず説明と説教と混同して話をする人がいますが、これはやってはならないことです。

場の雰囲気を考えないで、鼻を膨らませながら大声で、しかも説教口調で、「・・・・すべき」、「・・・・するのがいい」、「・・・・しなければならない」と、得意気に話すことは最低のパフォーマンスと言ってもいいでしょう。

一方で余裕を持ちながら、時に笑顔を浮かべ、眼差しもやさしく、「そういう考え方もありますね」、「・・・・かも知れませんね」、「そう、出来ますよ」と、ごく自然に、押し付けるところがないスタンス、相槌を打たれたら、これこそ、ああ、話をしてよかったなと思うのは必然的なこと。それほど、初対面の言葉遣いは大事なのです。

人生の中で、人との接触は避けては通れません。そして、いつの時代でも、どんな場面でも初対面は必ず起こります。その数は人によって違いますが、何万、何十万・・・・・、とあります。その都度、あなたは相手の人から初対面の印象度を測られています。もちろん、あなたも相手を測っているでしょう。そうであるならば相手をあなた置き換えて、あなたが初対面に人に会いたいと思うのは、どういうことなのかを一度でもいいですから、真剣に考えてみることも必要なのではないでしょうか。