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ネガティブ思考をポジティブ思考に根本から変える方法・コツ・テクニック

ネガティブ思考をポジティブ思考に根本から変える方法・コツ・テクニック
ネガティブ思考とは、否定的で消極的な考え方のことです。「どうせ自分なんか」とか「どうせ失敗する」などと、何かにつけてその「可能性」を否定してしまう、残念な思考パターンです。 そうしたネガティブ思考を、ポジティブ思考に根本から変える方法・コツ・テクニックについて考えてみましょう。

まずは変えようと思うこと

根本からポジティブ思考に変わるには、まずその必要性を感じることが大事でしょう。 挫折がそうしたきっかけになることが多いのですが、「今のままでよい」と、もし本音で思っているならば、なかなか自分を変えることなどできません。自分を変えるのは、思いのほか大変なことです。 その意味では、ネガティブ思考である方は、ある意味有利かもしれません。なにせ現在の自分が「嫌い」なのですから。

「出発点としてとても有利な状況にある」―まずはそう「ポジティブ」に考えてはいかがでしょうか。

ネガティブ思考に気付き、止める

次に必要なことは、「ネガティブ思考」をしてしまっているときに、それに気付くことです。たとえば「考えても仕方の無い将来の不安」です。必要な「詰め」をすることは当然ですが、考えぬいたなら、あとは全力を出すまでです。  また自己評価についても、謙虚であることはいいことですが、それが、度を越してはいけません。自信を失い、劣等感にさいなまれたところで、そうしたネガティブな見方は、何も世界に生み出しはしません。

ネガティブ思考に時間を使うのはもったいないです。気付いた瞬間に、「訣別」を誓いましょう。

そして、気づいたら、もちろん、その思考を止めるのです

そして、気づいたら、もちろん、その思考を止めるのです。 ネガティブ思考を止めるには、「さわやか」になろう、「さっぱり」しようと思うと効果的です。

ネガティブ思考にとらわれている姿は、どう見ても「さわやか」なものではありません。粘着質であり、「うじうじ」としています。 そうした自分でいて本当にいいのでしょうか?

やはり人からも好かれる「さわやか」な人間になりたいですよね。 「さわやか」な人間を目指すことで、思考が明らかに変わってきます。ネガティブ思考と縁を切るためにも、「さわやか」な人間を目指しましょう。

言葉の力を使う―積極的な言葉を増やす

言葉のチェックと、その積極的活用も大切です。 ネガティブな言葉は、ネガティブな思考から出てきます。もしネガティブな言葉が多く出ているならば、思考はまだまだネガティブなのです。そのように、何気なく出している自分の言葉をチェックすることです。

明るくふるまうことで、気分も明るくなることがありますが、明るく肯定的な、良い言葉を多く使うことで、その元にある思考に良い影響を与えることもできます。 自分をみじめにする言葉ではなく、自分を励ます、良い言葉を使いましょう。

運動で体を鍛える―良い姿勢を心がける

ポジティブ思考になるためには、体を鍛えることも効果的です。 体が弱っていると、どうしても思考もネガティブになりがちです。睡眠や栄養をしっかりととることが大切ですし、また、より積極的に、体を鍛えてはいかがでしょうか。 体が強ければ、ものの見方も強気になります。体が強い人と、言葉は悪いですがひ弱な人とでは、思考も、言葉も、物の見方も違ってきます。

また姿勢も大事です。うつむきがちとなり、猫背になってはいないでしょうか。胸を張り、姿勢を変えることで、自信も不思議と湧いてくるものです。

肉体面のケア、鍛錬で、積極的な思考をしやすくしたいですね。

ポジティブ思考で塗り替える―人間は同時に二つのことは考えられない

人間は、同時に一つのことしか考えられません。ネガティブに考えている時間を減らし、ポジティブな思考で、自分の内的世界を明るく塗り替えましょう。「私はできる」「毎日、すべての面では自分は良くなる」など、ポジティブな思考、積極的な思考、明るい思考を、自分にあびせ、いい聞かせたいですね。

某ゲームのコピーのようですが、ポジティブ思考で、自分の世界観を塗り替えましょう。積極的な思考のつまった本を読むのもいいですね。

まとめ

以上、根本からポジティブ思考に変わるための方法・コツ・テクニックを考えてみました。

思考を根本的に変えることは、習慣を変えること以上に大変で時間もかかります。 ベンジャミン・フランクリンは、十三の徳を修めようと努力したことでも有名です。その際も、同時にいくつもの自己変革に取り組むのではなく、一度に一つずつ、自分にテーマを課し、できるまで何週も繰り返しました。 アメリカ建国の父とも言える偉人でさえ、着実に時間をかけて取り組んだのです。 まずは、半年ぐらいかけてでも、「さっぱり」した自分を目指すことをオススメします。粘着質な思考パターンや、いじいじと自分をいじめることを、金輪際やめましょう。

失敗や挫折体験も、そこから教訓を学び、自らの成長の材料にすればよいのです。もちろん人に迷惑をかけたならば、謝罪も必要ですが、成長させる材料ととらえ、そこから教訓を学んだならば、新しい一歩を踏み出しましょう。

焦らずにコツコツと取り組み、ポジティブ思考に根本から変えていきたいものですね。