断捨離できない理由・ もったいないから
「まだ使えるかな」と思って捨てずにとっておいた物を使う機会は8割は無いと言ってよいでしょう。それを言い出せば家の中にあるものすべて捨てられなくなってしまいます。 そもそも、本当に使う物に対してはそんな意識にさえなりませんよね。「迷った時点で捨てる」を教訓にしておけば断捨離もスムーズにいきますよ。
論理的に掃除の大切さを理解したい方は、高額納税者ランキングの常連でもある斉藤一人さんの「これを読めばどんな人でも片付けたくなる」と話題の本を読んで、断捨離の必要性を見出してみるのも良いかもしれませんね。
断捨離できない理由・ いつか使うと思うから
「もしかして使うかも…」「痩せたら着るかも…」と思う物をとっておくという癖も考えものです。それで残しておいて使う機会が訪れるかというと、これまた無い場合がほとんどでしょう。 物の価値を決める時は、過去でも未来でもなく「今」を基準に考えましょう。
いつか使うからととっておいた物は、きっとその存在を忘れてしまい本当に必要な時は新しく買ってしまうパターンが多いので、一生要らない物と判断して良いです。 部屋を片付けるよりも「捨てる」事をメインテーマにして掃除を始めるとスムーズに進みますよ。
断捨離できない理由・ 故意的に捨てられない物
人からプレゼントでもらった物や恋人からのプレゼントに関しては、必要はないけれど捨てる事ができない人もいますよね。中には年賀状やカードまで捨てる事ができないという方もいるようですが、これは悪い意味ではなく「物は物」として捉える事で断捨離できます。 つまり物自体ではなく相手が自分の事を思ってくれた行為に対して感謝をすれば良いので、「ありがとう」という思いを込めて感謝しながら捨てれば失礼な行為とはならないでしょう。
別れた恋人からのプレゼントや思い出の品は、今でも使っている物だけとっておくと良いですね。中にはそれを見ると思いだしてしまって切ない気持ちになる物もあるのではないでしょうか?いつまでも物と一緒にマイナスな感情に縛られている必要はありません。前に進むためにもあえて捨てるようにしたいですね。
負のスパイラル
捨てるべき物はさっさと捨てて整理整頓しなければ、自分自身の生活環境にも悪影響を及ぼし、負のスパイラルに陥る危険があります。 断捨離できない→モノが増える→部屋がゴチャゴチャする→片付ける気が無くなる→だらしなくなる
小さな頃から学校でも「整理整頓」という目標が掲げられていましたが、コレにはちゃんとした意味があったんですね。 また部屋が物で溢れ返ってゴチャついていると、生活自体がだらしなくなり無気力になってしまう傾向は否めないので、仕事にも影響すると言えます。
物を捨てるコツ
断捨離のメリットを理解したら、いよいよ実戦に移ってみましょう。 溜まってしまいがちな衣類は、自分にこう問いかけてみてください。「この2年間で何回着たか?」
答えが1,2回の場合はきっぱりしててしまいましょう。ローテーションで回ってこないほど衣装持ちである場合は別ですが、1,2回着ただけでリピートしなかったという事は、さほど気にいっていないという事です。
捨てた所で何の問題もないはずですよ。 今はオークションやフリマサイトなど便利なネット事情になっているので、まとめて出品するのも賢い選択です。元々捨てるはずの洋服がお金になれば、利益は少ないとしても得した気分になりますよね。またリサイクルショップに持って行って換金するという方法もあります。 必要ないけれど捨てる事を迷ってしまう物は、画像としてデータに残しておくという方法もあります。思い出の品物や手紙などは写真にとってパソコンに取り込み、思い出ファイルを作っておけばいつでも見る事ができますよ。
断捨離で身も心もキレイに
断捨離の本当の意味はモノへ執着を無くす事でもあります。 自分にとって意味のないモノへの執着を捨てて、身の回りをキレイにするだけではなく心の中もキレイにする事が本当の意味での「健康」なのかもしれませんね。 皆さんもこれを機会に是非断捨離を始めてみてはいかがでしょう?きっと気分がスッキリして仕事やプライベートにも良い影響が出るに違いありませんよ。