「考え」を一晩置いてから決める
迷いながら、「え~い!やっちゃえ」とやけ気味に決めると、あとで大事な情報を見逃していたり、「やっぱりやらなければ良かった」と後悔することも。やけになりそうな時は、その事柄をいったん手放しましょう。 たとえば、ちょっと高価なものを買いたいけど本当に必要か分からない時。
「今日は買わないでおいて、やっぱり欲しいようだったら買おう!」と思うと、気持ちも納得します。本当に欲しいものだったら、その場でピンッと第六感が働いて、「買わなきゃ!」と思えるものです。 迷っているということは、自分の中で欲しい気もちと相場が見あっていないのです。 「一晩考えても欲しい、やりたい場合はそうしよう!」と決めておけば、行動に移しやすいですよね。
信頼できる人に相談する
最終的には自分が判断するのですが、その前に「この人に聞くと安心する」という人に相談してみましょう。そういう人は冷静で中立な意見をくれるので、話を聞いてもらうだけで心の中が整理され、答えが出やすくなります。 「いいんじゃない、やってみたら?」といわれたら「そうする」という気もちになりやすいですし、「こういう面があるから、やめた方がいいかも」といわれたら、「そっか、そういう面があったか。じゃあ、どうしようかな」と再考の機会ができます。
できるだけ情報を集める
「やりたいけど、どうしよう」と動けないのは、不安がたくさんあるからです。費用や時間はどれくらいかかるのか、やることで自分は良くなるのか、など情報をできるだけ集めると、「一歩踏み出しても大丈夫」かどうか判断しやすくなります。手軽なところでは、インターネットや書籍で調べましょう。もし可能なら、実際にその分野で活動している人からの情報が得られると、イメージがグンとつかみやすくなります。
無料または低額でできることからやってみる
やってみたいからといって、急に何万円もかかることから始めると、失敗した時に落ちこんだり物事を始める時によけいに消極的になってしまうかもしれません。 例えば、「英語を習いたいな」という場合は、公民館サークルでひと月2000円位で習うこともできますし、英会話オンラインで無料体験をすることもできます。低価格で体験してみて、「本格的にやりたい!」となれば、もう少し費用をかけていけばいいですね。
「行動したことは無駄にならない」と知る
がんばってやったことはなにかしら形に残るものです。 途中で「やっぱりちがうな」と思ってやめてしまうこともあるかもしれません。だけど、その時に取り組んだことは人生のどこかで役に立ちますし、「行動したこと」自体が自分への自信につながって、また新たなことへ挑戦!という気もちになりやすいのです。
「やらないで後悔するより、やって失敗した方がいい」と思えるコツは、始めたからにはトコトンやってみることです。一時の間だったとしても、そのキラキラした時間は貴重な体験としてあなたの人生に刻まれます。そして、行動しなければ出会えなかった「一生の宝」になる可能性も多いに秘めているのです。
まとめ
どんどん行動する人がいる一方で、慎重になってなにもできないという方も多いかと思います。自分を守りたい気もちは大事ですが、守りすぎる自分を変えてみたいのであれば、上記を試してみることをおすすめします。 行動している時は、脳が活性化していて、子供のように表情も生き生きしています。
お年寄りでも元気な方は、新しいことに取り組むことが上手です。 若い頃の失敗はいくらでも取り返しがつきますし、「この次はこうすればいいのだな」と勘が身につきます。 さあ、できるところから、少しずつ行動してみましょう!