iPhone6/6 Plusには、16GB、64GB、128GBの3つのモデルがあります。モデルによって価格も大きく変わるため、容量選びに慎重になる人も多いことでしょう。そこで今回は、購入後にiPhoneの容量が足りない!とならないように容量選びのポイントとなる目安を紹介します。
最初に注意しておくこと
iPhoneの場合、iOSが端末容量を大きく占有しているため、実際に使用できる容量は、公表されている容量より10〜25%ほど少なくなります。一番安い16GBモデルの場合、実際に使える容量はおよそ12GBとなりますので、まるまる16GBを使う予定で購入すると、容量が足りないということになってしまいます。
モデル |
実質容量 |
割合 |
iPhone6/6 Plus 16GB |
約12GB |
75.0% |
iPhone6/6 Plus 64GB |
約56GB |
87.5% |
iPhone6/6 Plus 128GB |
約114GB |
89.0% |
データ容量の目安
一番、重要なのはどれくらいのデータを入れたいのかということです。まずは、以下の
データ容量の目安と
アプリ容量の目安を参考に計算しましょう。
種類 |
8GB |
16GB |
64GB |
VGA動画(640×480) |
約3時間25分 |
約7時間03分 |
約26時間 |
HD動画(1280×720) |
約1時間30分 |
約3時間10分 |
約12時間50分 |
フルHD動画(1920×1080) |
約37分 |
約1時間15分 |
約5時間 |
写真(3264×2448) |
約2,940枚 |
約5,940枚 |
約22,460枚 |
写真(1920×1080) |
約13,410枚 |
約27,080枚 |
約82,320枚 |
音楽(MP3 128kbps) |
約2,048曲 |
約4,096曲 |
約16,384曲 |
自炊した小説(270ページ) |
約124冊 |
約265冊 |
約998冊 |
自炊した漫画(190ページ) |
約66冊 |
約132冊 |
約531冊 |
自炊した雑誌(150ページ) |
約53冊 |
約108冊 |
約435冊 |
※ 自炊した小説、漫画、雑誌についてはスキャンの画質などにより大きくファイルサイズが変動する可能性があります。
アプリ容量の目安
ソーシャルメディア |
LINE |
65.2MB |
Facebook |
54.7MB |
Messenger |
47.6MB |
Twitter |
42.4MB |
ゲーム |
パズル&ドラゴンズ |
44.9MB |
クラッシュ・オブ・クラン |
55.5MB |
FINAL FANTASY Ⅴ |
143MB |
ドラゴンクエストⅧ |
1.39GB |
仕事効率化 |
Evernote |
61.2MB |
Pocket |
25MB |
Dropbox |
63.9MB |
GoodReader |
46.2MB |
iPhoneに入れたいデータ容量が計算できましたら、計算した値を下表に当てはめてモデル選びの参考にしましょう。※ 選ぶ容量がギリギリすぎるとiOSのアップデートができない!なんてこともありますので、注意しましょう。
使用予定の容量 |
選ぶモデル |
実際の容量 |
〜8GB |
16GB |
12GB |
8GB〜50GB |
64GB |
56GB |
50GB〜 |
128GB |
114GB |
おまけ : データ通信の目安
iPhone本体のデータ容量とは関係ありませんが、プラン選びの参考にデータ通信の目安を紹介します。
プラン |
2GB |
5GB |
メール送受信 |
およそ4,180通 |
およそ10,450通 |
ニュースサイトの閲覧 |
およそ6.980ページ |
およそ17,450ページ |
動画視聴 |
およそ9時間 |
およそ22時間30分 |
音楽ダウンロード |
およそ500曲 |
およそ1,250曲 |
※ 上記、目安はメール送受信1通あたり500KB、ニュースサイトの閲覧1ページあたり300KB、動画視聴1分あたり4MB、音楽のダウンロード1曲あたり4MBを前提にしています。
利用スタイルに合わせて最適なモデルを選ぶことでiPhoneの購入代金を抑えることができます。相当な音楽や写真、動画データを持っている人でない限り16GBで十分かと思います。