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イライラ時間を減らそう 上手に気分転換する5つの方法

イライラ時間を減らそう 上手に気分転換する5つの方法
あなたがストレスを感じるのはどのような時でしょうか。時間に追われている時、予定通りに物事が進まない時、他人が自分の思ったように行動してくれない時……。原因は人間関係だったり仕事上のトラブルだったりすることが多いのではないでしょうか。そう、自分にとって大事なことほど、うまくいかないとイライラしてしまうのです。だけど、ストレスを抱えたままだと、よけいに仕事ははかどらないし人間関係も悪化、なんてことになりかねません。 まず、その問題自体は「どうにもならない」と受け入れることが必要です。そして、ストレスから自分を守ってあげましょう。効果的で即効性のある方法をお伝えします。

問題から離れる

人間の脳は常になにかを考えるようにできています。大変なこと・気がかりなことがあると、ついそのことばかり考えがちに。結果、問題が頭の中でどんどん大きくなり、「どうにもできない!」と悲観的になってしまうのです。そんな時は、いったん問題から離れること。

運動をしたり、森林浴をしに行くことで、体も心もリフレッシュします。外に出る気もちになれない時は、部屋の中でDVDに合わせてエクササイズするだけでも違います。きっと、体と心が喜びに満ちてくるのを感じるはずです。

人に相談する

内向的で口下手な日本人は、悩みも心の中にしまいがち。しかし、あまり我慢していると、心が悲鳴をあげウツになってしまうことも。口に出さないと、周りの人には伝わらないのです。自分だけで解決できない時は、他の人に話してみましょう。

心も軽くなるし、相談を受けた人からは意外に、「話してくれてありがとう」と言われるものです。「弱いと思われたら?」「バカにされたらどうしよう」などと躊躇せずに、信頼できる人に相談しましょう。

関連本を読みあさる

あなたの悩んでいることは、長い歴史上、だれかしら悩んできたことでもあります。偉い人ほど失敗をし、立ち直っているのです。偉大な経営者である松下幸之助は、「失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに、原因があるように思われる。最後の最後まで、あきらめてはいけないのである」といっています。

もし、あなたが仕事のことで悩んでいるなら、経営の成功者が書いた本を読んでヒントを得るのも手です。人間関係のことで悩んでいるなら、プロのカウンセラーの著作、子どものことなら教育のプロの著作などを読むといいですね。「あ~、なるほど!」と思える新しいアイデアが頭の中に吹き込まれ、解決の糸口になることが多いにあります。

メンタルのトレーニングをする

ストレスをためやすい人には特徴があります。競争心が激しい、攻撃的、せっかち、まじめで完璧主義な人。その上、「人に良く思われたい」「弱みを見せられない」と気もちを隠してしまう性格ならば、要注意です。そのような人は、考えのパターンができてしまっていることが多いので、別の回路を作る必要があります。

「イライラしてきた」と思ったら、自分にとって効果的な言葉を思い浮かべるのです。 たとえば、「まあ、いいか」という言葉。心の中でつぶやくだけで、イライラがスーッとぬけていく気がしませんか。中国語では「ハオハオ(好好)」といいます。『三国志』の中で、司馬徽(しばき)という登場人物がよく唱えていたと記されています。 良い意味で脱力感のある言葉の力を借りて、心を元気な状態に戻しましょう。思うようにならないことがあっても、いつでも物事をポジティブに受け止めることができます。

「ありがとう」の気もちを常に持つ

つらい思いをしている時は、自分が背負っている運命を呪ってしまいがちです。しかし、暗い気もちから抜け出せないでいると、よけいに運が逃げて行ってしまいます。心の切り替えのために、「ありがとう」とつぶやいてみましょう。コツは、感謝する対象をその嫌なことや人にしないこと。「人生に感謝」するのです。心の奥がじわじわと温かくなって、いつのまにか嫌なことまでも気にならなくなります。

まとめ

良いことよりも悪いことに思考が行ってしまう私たち。そんな脳の働きを知っておくだけで、ストレスを上手に回避することができます。イライラしたら、意識的に悪い思考を断ち切りましょう。心と体は密接につながっています。今のあなたの心と体の状態が、将来のあなたを作るのです。せっかくの人生、いつでも明るい心と健康な体で過ごしたいですよね。