達成できるような目標をたててモチベーションを上げる
自分はどこに向かっているのか…?何を目指しているのか…?自分の中で目標が定まっていない場合はやる気が起きないのも仕方がないでしょう。
かと言って「社長になりたい!」など、その道筋が明確ではない目標に対してはモチベーションを上げて臨む事ができません。
仕事に対してもそうです。
「営業成績を伸ばしてトップになりたい」「今よりもキャリアアップして出世したい」という具体的な目標があれば、そこに向かって自分が今何をすべきかが明確になります。
人間の行動は、「どこまでやればよいかの限界値が明確で、どうすればよいのか戦略が必要充分であり、達成した目標の成果が魅力的であれば、その目標に向かって動機付けされる」
http://www.motivation-up.com/motivation/vroom.html 期待理論より何かで達成感を味わう
苦痛を避けようとする動物的な欲求をいかに充足しても、人間は不満足感が減少するだけで、積極的な満足感を増加させることはなく、たとえ心理的に成長しようとする人間的欲求を十分に充たすことができなくても、不満足感が増加するわけではないと考えられています。
http://www.motivation-up.com/motivation/herzberg.html 「ハーズバーグの動機づけ・衛生理論」より
つまり仕事に対してやる気がないという「不満足感」を取り除いたところで、仕事に対する「満足感」を得られる訳ではないという訳です。
人間は達成感を味わう事で自分に自信がつきます。自分に自信がつけば仕事を始め全てに関してポジティブに考える事ができるようになり、その結果やる気も起こり覇気がある人生を送れるようになるでしょう。
終わった後に自分にご褒美を与える
非常にシンプルな方法ですね。
子供の頃に「宿題をやったらおやつ食べようね」と言われて頑張った経験がある方は多いと思いますが、それと同じです。
仕事のやる気が出ないからと言って、それを解決できるのは仕事とは限りません。むしろ全く違う事やモノの方がやる気が出る可能性が高いようです。
「仕事が終わったら美味しいビールを飲む!」「給料日に○○を買う」など、自分にとって魅力的な事が待っていれば自然とやる気が出てくるでしょう。
逆に先にご褒美を与えるという方法もありますが、注意点はちょっと頑張れば買えるご褒美ではなく、ローンを組んだり借金をしたりして買い物をする事です。
例えばずっと欲しかった車や時計といった憧れの物を手に入れることによって、それを眺める度に「よし!今日も頑張ろう!」という気分になれますよ。
やる気スイッチを押す
ドラえもんじゃあるまいし…と思われるでしょうが、人間の脳には実際に「やる気スイッチ」的な器官があるんです。
やる気が出ている時には脳内にある「淡蒼球」という球が動いているそうです。それを自由に動かせるようになればやる気が出るのですが、制御することは無理なので脳をだまして動かす方法が効果的とされています。
スイッチB(カラダを動かす)→運動野が動き、淡蒼球が連動→やる気アップ
スイッチE(いつもと違うことをする)→海馬、前頭葉が動いて淡蒼球が連動→やる気アップ
スイッチR(ごほうびを与える)→テグメンタを刺激で淡蒼球が連動→やる気アップ
スイッチI(なりきる)→前頭葉が動いて淡蒼球が連動→やる気アップ
http://idea-hoihoi.com/article/121123yarukiswitch.html 脳をだましてやる気を出す4つのスイッチ よりやる気が出ない理由を箇条書きにする
これも原始的な方法ですが、意外に効果は期待できるんですよ。
仕事がしたくないなら、その理由を書き出してみましょう。
・身体がだるい
・疲れが溜まっている
・眠い
・昨晩飲み過ぎた
などのように箇条書きにしてみると、漠然と「今日はやる気がでない」と思ってダラダラしていた時よりも、やる気のない理由が具体的に理解できるようになります。
さらに「なんだ、こんな事でやる気をなくしていたのか」と、不思議な事にその理由が大したことではないと思えて、美味しいコーヒーでも飲めばやる気が出てくるかもしれませんね。
自分に合った方法でやる気を出す
いかがでしたでしょうか?
今回は非常に単純で簡単なモノから、自分の意識改革にも役立つようなモノまでご紹介しましたが、仕事のやる気が出ない時は、自分に合った方法で対処するのが一番です。
仕事はやる気のないまま続けるよりも、楽しいと感じながらした方がはかどりますし、結果も残せますよね。
皆さんもやる気がない時は、色々試して自分なりの解決法を見つけてみましょう。