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あればあるだけ使ってしまう!?無駄使いや浪費癖を克服するには?

あればあるだけ使ってしまう!?無駄使いや浪費癖を克服するには?
お給料が入ると、毎月きれいサッパリ使い切ってしまう人多いはずです。特に若い世代のサラリーマンには多く見られる傾向ですね。 独身で自分のお金が自由に使える立場なら、自分のお金を使って何が悪い!と言うのもごもっともですが、いざと言う時や将来結婚して家庭を持つ時のためにある程度は蓄えておく必要があります。 また既婚者の方でも浪費癖がある人がいますが、家族の事を思えば少しずつでも無駄使いを減らして貯金をしておかないと、後々困ることになるでしょう。 今回は無駄使いや浪費癖を治すためにできる事をいくつかご紹介したいと思います。

自分の浪費癖を自覚する

そもそも無駄使いばかりする人は、自分に浪費癖があるという自覚がない場合がほとんどなので、まずはそれを自覚する事から始めなければいけません。 自分が何にどれくらいお金を使っているのかがわかれば、克服するための対策も立てやすくなります。 一番シンプルで効果的なのは「収支表」を付けることでしょう。簡単に言えば子供の頃に親に書かされていたような「おこずかい帳」ですね。

何も確定申告のように税金の計算をしろと言うわけではなく、入ってきたお金と使ったお金を書くだけなら難しい事はありません。今はスマホやパソコンでも管理できるアプリがあるので、賢く利用してみるのもおすすめです。

人生設計を書き出してみる

あなたは自分の人生設計や将来の展望について考えていますか? これも浪費癖がある人に共通して言える事ですが、基本的に「今が楽しければそれで良い」という考え方で、先の事まで考えていないと言う傾向が強いです。克服したいと思うのであれば、自分の将来について真面目に考えてみる必要があるでしょう。

ただ何となくイメージするだけではすぐに忘れてしまうので、書き出してみると良いですね。専用のノートを作って、目標ができる度に書き足していくとより明確になっていきますよ。

毎月の給料の配分を決める

入ってきたお給料を無計画に使っていればなくなってしまうのも当然です。無駄使いや浪費癖を克服するためには、ザックリと1カ月に使うお金の上限だけでも決めてしまいましょう。 もしくは毎月貯金する額を先に決めて、残りで生活する努力をするのも良いですね。無駄使いを辞めるためには定期預金が一番手っ取り早い方法ですよ。

使えるお金に制限ができれば「今月はあと○円で生活しなければ!」という意識が高まり、節約せざるを得ません。またこれ以上は絶対に使わない!と言う金額を週単位で決めておくのも効果的ですよ。

何かに依存している場合

浪費癖の原因が、何かに依存している事である場合も少なくありません。 一番多いのが「買い物依存症」です。買い物依存症の人は、モノが欲しいのではなくお金を使うと言う事に強い快感を覚えるので、さほど欲しくない物でも値段を考えずに買ってしまうんですね。 それを繰り返していればやがてカード地獄に陥って、自己破産する事でしか解決できない場合もあります。

他の依存症も同じですが、何か別の楽しみを見つけることが克服の第一歩となるので、趣味に没頭したりスキルアップのために資格を取ったりする事で対処しましょう。

財布の中身を工夫する

日々の生活で気を付けたいのは、財布の中身です。 まずクレジットカード類は使う必要がある時のみ持ち歩くようにしましょう。クレジットカードを持っている事によって、お金が無限にあると錯覚してしまい、気が付いたらとんでもない額の請求が来た…なんて事にもなりかねません。 さらに財布の中身は多くても1,2万円程度に留めておいてください。

食料品や生活用品などを買う場合はそれで十分に足りるはずですし、急な外食の時でも余程高い所に行かない限りは大丈夫ですよね。 人間の心理として「あれば使ってしまう」ことは仕方がないですが、逆に考えれば「無ければ使わない」のです。

無駄使いや浪費癖を克服するにはお金の流れに敏感になる事がポイント

毎月の収入はある程度額が決まっていますよね。 自分にはいくら収入があって、毎月必ず必要な経費はいくらで、使えるお金はこれだけと言う事を頭に入れておく事で、意識的に無駄使いを減らしていく効果があります。 現代社会を生きていくためにはある程度の貯蓄があった方が安心です。若いうちから少しずつでもコツコツと貯めておけば、後々後悔する事もきっとありませんよ。