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記憶力の衰えを防ぐには?5つの効果的な方法

記憶力の衰えを防ぐには?5つの効果的な方法
「あれ…何しようと思ってたんだっけ…」「何買いに来たんだっけ…」と、少し前に思っていたことを忘れてしまったという経験ありませんか? 年齢と共に記憶力が衰えると感じている方は多いと思います。それもそのはずで、記憶力は何もしなければ衰えていく一方です。 今回は記憶力の衰えを防ぐ方法をいくつかご紹介しますので、是非日々の生活に取り入れてみてくださいね。

なぜ記憶力は低下するのか?

記憶力が低下する一番の原因は、脳を使わない事です。 脳は身体の中でも高性能な箇所ですが、いくら高性能でも普段から使っていないとその能力を最大限に生かす事が出来なくなります。

毎日学校で授業を受けて勉強していた学生時代に比べれば、脳を使う機会が少なるのは当然なので、年齢とともに衰えを感じるのは仕方がない事かもしれませんね。 またストレスも原因となります。

ストレスを感じると「コルチゾール」というホルモンが分泌されますが、このホルモンが記憶力を低下させる効果があると言われています。 脳も身体の一部であり、栄養分は必要なので、食生活にも大きく関係していると言えるようです。

生活習慣の見直し

栄養バランスの悪い食生活や睡眠不足、喫煙や御酒の飲みすぎなどの習慣は、長期的に見ると脳の機能低下を早めると言われています。

いつまでもシャキッとした状態でいたいなら、早い段階から生活習慣に気を配ることが記憶力の衰えを防ぐコツとも言えるでしょう。

特に食生活は脳の働きを維持するために大切で、栄養価の高いバランスのとれた食事を定期的にとることが効果的になります。

脳の機能低下を防いで若く保つためのブレインフードを取り入れたり、難しい場合はサプリメントで補ったりしても良いでしょう。

人と会話をする

自分の中に入ってきた情報を声に出して覚えるという暗記法がありますが、これは記憶力の衰えを防ぐためにも応用できる方法です。

暗記法と違う点は、独りで声に出して覚えるのではなく、人に説明することで情報を明確にして定着させるという方法です。

あまり人と会話をしない人は、記憶力の低下が著しいという研究結果も出ているように、脳は使えば使うだけ能力を発揮できるようです。

毎日仕事と家の往復ばかりで人と接することが少ないという方もいるでしょうが、仕事で体験したことやそこから得た情報、あるいは愚痴でも良いので、家族や友人にそれを話す事で記憶は定着し、

さらに新しい情報もインプットできるチャンスもあるので、できる限り毎日仕事以外で誰かと会話することがおすすめですよ。

スマホに依存しすぎない

今や欠かせないアイテムであるスマホには便利なツールが沢山ありますが、それに頼りすぎていると脳を使って考える機会が減るので、自然と記憶力低下につながってしまいます。

確かに携帯電話が普及するにつれて、自分の電話番号も覚えていないという人が増えましたよね。

昔の男性は女性の電話番号だけは一度聞いたら暗記できるという人が多かったようですが…今は赤外線で交換できるので覚える必要もありません。

中国人神経内科准教授が発表した研究結果によると「スマホを利用している人のうち60%以上の若者は記憶力が低下し、忘れっぽい」という事でした。

利便性と言う意味では問題はないスマホですが、あまり頼りすぎるのも危険なのかもしれませんね。

適度な運動をする

脳機能を活性化するには、頭を使うだけではなく身体を使う事も効果的です。つまり運動不足になると、脳への刺激が減って、脳の機能低下につながる可能性があるという事です。

規則的な運動を継続することによって、脳の神経が刺激されて、海馬が毎年約2%も多く成長するという研究報告もあるように、運動不足が身体の健康だけではなく脳の健康にも影響することは証明されています。

最近では塾に通っても成績が上がらない子供は、塾へ行くことで運動をする時間が減っているからだとも言われているようですね。

運動不足だという自覚がある方は、自分の出来る範囲で習慣的に運動をすると、記憶力の衰えを防ぐ事にもつながるので、積極的に取り入れてみましょう。

日々の積み重ねが記憶力の衰えを防ぐ!

いかがでしたでしょうか? 記憶力の低下は認知症の初期症状の可能性もあると言われています。まさか自分が…と思っている人がほとんどでしょうが、誰にでもその可能性があることをまずは自覚しましょう。

ご紹介した記憶力の衰えを防ぐ方法は、日常生活に簡単に取り入れられる事ばかりです。未来の自分の為に、早速今日から始めてくださいね。